放置された子供には強い怒りの感情が生まれます。
「抱ぐせをつけてはいけない」とか
「甘やかしてはいけない」ということで
ワザと赤ちゃんを放置しておく人がいますが
これはちょっと危険です。
赤ちゃんはお腹が空いたとき、
不快な思いをしているとき、
不安なとき、淋しいときなどに
泣くという方法でメッセージを送ります。
そんなときにすぐに抱っこしてあげたり、
頭を撫でてあげたりすれば、
赤ちゃんは「安心」します。
しかし、放置するとどうなるでしょうか。
赤ちゃんは不安になり、恐怖を感じるようになります。
赤ちゃんは親(大人)に見捨てられたら
生きていけないということを本能的に知っています。
ですから、自分がメッセージを送っているにもかかわらず
放置されるということは生死にかかわる恐怖なのです。
そのため、放置された赤ちゃんはより大きな声で必死に泣くのです。
そして同時に
「ボクがこんなに泣いているのにどうして誰も助けてくれないの」
という怒りの感情が芽生えます。
このときの怒りの感情はとても強いものです。
大人だって、自分を見殺しにした相手には怒りを感じると思います。
しかも、赤ちゃんは状況を理屈で理解するなんていうことはできません。
ですから怒りの感情はそのままダイレクトに心に残るわけです。
こうして蓄積された怒りの感情は、その子の後々の問題行動の種となります。
ですから、赤ちゃんが泣いているときには、
出来るだけ早く抱っこしてあげるなどして
赤ちゃんに安心感を与えてあげる事が大切です。
アダルトチルドレンの回復への一歩は
何もしないと何も変わらないので
とりあえず行動してみましょう。
お稽古事や学校、仕事や旅行、趣味など
好きと思えることを見つけてみること。
それが回復への第一歩になります。
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特に共依存の人は、自分自身が充実すると
自分で決めた計画や活動のために忙しくなり、
子供が何をしているか、あるいはしていないかに
気を配る暇がなくなります。
そうやって自分自身を成長させることは、
自分の人生に対する全責任を自分で取れるようになることにつながり、
半人前ではなく、一人前になることができます。
さらに一人前になるということは、
アダルトチルドレンが子育てするときにも役に立ちます。
それは機能不全を断ち切るためにも必要なことです。
これは既婚者である私が今にして思うことです。
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