機能夫婦と機能不全夫婦とは?【解説】

結婚

本記事では毒親育ち50年以上の私が共依存について解説します。

私は、婚活の時になぜ自分は苦しいのかわかりませんでした。

ですから以前の私のように悩んでいる毒親育ちの役に立ちたいと思っています。

毒親育ちには、アダルトチルドレンの本を読むことが必要です。

ただ、アダルトチルドレンの本は専門用語がたくさん出てきて

読み込むのにとても時間がかかります。

「機能不全夫婦」という言葉もその一つでこれは、毒親育ちの婚活に

大きく影響する大事なポイントです。

「機能不全夫婦」を理解しておくと毒親育ちの婚活にも役に立ちますので

最後まで読んでみてくださいね。

毒親育ちは共依存の配偶者と結婚しやすい【理由】

もくじ

・機能夫婦と機能不全夫婦とは?

・機能不全夫婦とは?

・絶え間ない夫婦喧嘩

・冷たい仮面夫婦

・情緒的サポ-トがない

・家庭の根幹は夫婦

・まとめ

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機能夫婦と機能不全夫婦とは?

アダルトチルドレンを親に持つ場合、その子もアダルトチルドレンとして

成長する可能性が高くなります。いわゆる世代間連鎖の問題です。

そしてその根底には夫婦関係が大きく関わっています。
 
夫婦関係にもアダルトチルドレン問題と同じで機能夫婦と機能不全夫婦があるのです。
 
機能夫婦とは夫婦としての機能、すなわち2人の人間関係が働いている夫婦です。
 
そこには2人の温かい関係性、意志疎通、
 
コミュニケ-ション、お互いの情緒的サポ-トがあります。
 
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機能不全夫婦とは?

では、機能不全夫婦とは何でしょうか。
 
2人の人間関係が働いていない夫婦です。
 
2人の冷え切った関係やお互いが敵対心に満ちています。
 
その結果意思疎通もなくコミュニケ-ションもありません。
 
また、喧嘩が絶えないかもしれません。
 
お互いの情緒的なサポ-トもなく、
 
お互いが孤独やストレスを感じているかもしれません。
 
では、機能不全夫婦の問題は、
 
子供にとってどのような影響を与えるのでしょうか。
 

絶え間ない夫婦喧嘩

父親と母親が常に声を張り上げて喧嘩をしていると
 
それだけでも子供にはストレスです。
 
そして日々恐怖を感じ心が安らぐ瞬間がありません。
 
また、喧嘩によっては親同士が食事中、茶碗や箸を投げ合う場合もあります。
 
これでは一家団欒の楽しい時間も当然なく、
 
子供からするとさっさと食事を切り上げて
 
自分の部屋に逃げ込むことが一番の安全になってきます。
 
また、激しい夫婦喧嘩からパトカ-が出動しようものなら大変です。
 
子供はその事態に恥をかき、近所の視線を常に
 
意識してしまうかもしれないのです。
 
絶え間ない夫婦喧嘩は子供から家の安らぎを奪い、
 
常に喧嘩への恐怖でビクつき、大人になっても
 
ちょっとした音に敏感に反応する恐怖感を植え込んでしまいます。
 
また、近所の視線を常に気にして過ごすと対人不安、視線不安へと発展します。
 
絶え間ない夫婦喧嘩による影響は図りしれません。
 
夫婦喧嘩も子供から安心を奪い、恐怖を与え続けるという点において
 
親と子の境界が確立されていないことにつながります。
 

冷たい仮面夫婦

子供は、父親と母親の仲が悪いことを敏感に感じます。
 
冷たい夫婦関係では当然2人の間に
 
コミュニケ-ションもなく意志疎通もありません。
 
子供は常にピリピリした雰囲気を感じ続け、
 
こちらも絶え間ない夫婦喧嘩同様心が安らぐ時がないのです。
 
また、冷たい仮面夫婦はそのお互いの憎しみから
 
共に行動をするのを嫌がる傾向があります。
 
すると家族旅行やレジャ-等行わない可能性があり、
 
子供にとっては楽しみのない家庭であり、
 
他の家庭と自分の家庭を比較して悲しみを抱くかもしれません。
 
また、冷たい仮面夫婦の問題は子育てに直接影響する時があります。
 
例えば夫婦間で親としての子育てに対する会話もなく、
 
子供の将来像も夫婦別々で考え、その結果父と母は
 
矛盾した期待を各々が子供に言うかもしれません。
 
すると、子供は混乱してしまいます。
 
混乱した子供はどちらの言うことを聞けば、
 
よいのか分からず、自分を抑圧してしまうかもしれません。
 
また、冷たくギスギスした家庭を築いた夫婦は、
 
各々が自分に余裕がなく心も荒れています。
 
子供に対して余裕と温かさを持って接することが
 
出来ないことは容易に想像出来ます。
 
冷たい家庭も子供には居場所がなく、
 
親に対して甘えたり、相談出来る土壌がありません。
 
また、子供は何事も自己関連付けてしまいますので
 
「お父さん、お母さんが機嫌が悪いのは自分が悪いからだ」
 
と勝手に思い込んでしまい、自己価値の低下につながります。
 

情緒的サポ-トがない

私の育った家庭では母がかなりのストレスを
 
抱えて子育てをしていました。
 
だからこそ、虐待があり機能不全家族だった訳ですが
 
そこには父の適切な父親としてのアドバイスが
 
まったくなかったからだったと思います。
 
すべて母のいいなり。母が虐待すれば父も荷担する。
 
それが私の育った家庭でした。
 
子供が小さい時妻は子育が大変であり、
 
かなりのストレスを抱えています。
 
子育てに対する相談、大変さを妻が夫に話した時に
 
きちんと受けとめてあげないと妻の子育てに対する
 
ストレスは上昇して最後はストレスのもとである
 
子供に何らかの負の行動を取る可能性が出てくるのです。
 
子育ては夫婦で行うものです。
 
夫はお金だけ稼げばいいというものではなく、
 
少しの時間でも妻とコミュニケ-ションを取り、
 
精神的なケアをしてあげる時間も必要です。
 
これは自分が子育てして感じたことでもあります。
 

家庭の根幹は夫婦

家庭の根幹は夫婦です。
 
夫婦が夫婦として機能していないと2人の家庭はギスギス、
 
冷たい、険悪なものであり、その家庭に子供が生まれると
 
子供は当然その影響を受け、心に様々な傷を抱き成長するのです。
 
また、機能不全夫婦は母子密着の問題へも発展します。
 
夫と妻の情緒的な欠落が母と子の関係の深さへ発展するのです。
 
関係が深いのはいいのですが、夫に期待出来ない分子供に過剰な期待をしたり、
 
夫の悪口を子供に言ってみたり、子供を相談相手にする等、
 
子供が子供をとして生きることが出来ない環境へと追い立てるのです。
 
子供は優しく我慢強いので母親に付き合ってくれますが
 
その影響が成長するにつれ生き辛さの原因になっていくのです。
 
夫の両親がよくいう言葉があります。
 
「夫婦が温かい関係であれば、子供は大丈夫だよ。」
 
夫婦の根幹がしっかりしていれば、子どもは両親をみて
 
人としての温かさを当然身につけ、
 
バランスの良い大人へと成長するということだと思います。
 
アダルトチルドレンは世代間連鎖が原因の1つですが
 
成長したアダルトチルドレンが良い夫婦関係を築き、
 
常に自分を意識して、自分の問題を子育てに影響させなければ
 
世代間連鎖は止められるといわれています。
 
ただ常に自分を意識して子供と接するのはそれだけの余裕が必要です。
 
その余裕のためにも良好な夫婦関係は大切だということでしょう。
 
健全な家庭の種は機能夫婦なのです。
 
 
 
 

まとめ

こうした「機能不全」から回復するのは自分自身が強い意志を持って

自分の問題に取り組む必要があります。

そのあとは、できるだけ毒親と同じような相手

選ばないように冷静に婚活することが大切になってきます。

ただし、婚活はタイミングとご縁ですので

焦らないことが大事だと私は思います。

 

1.健全なパートナーに出会う機会を設ける

2.結婚相談所を利用してみる

3.マッチングアプリを利用してみる

この3つのどれかというよりもいくつか試してみて

良いご縁があったらお付き合いして

自分が人生を共に歩んでいけそうだと思った人と結婚してください。

あなたの人生ですので後悔のない婚活を祈ります。

毒親育ちが結婚相談所を利用してパートナーをみつける

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