本記事では本記事では、なぜ毒親育ちが生きづらいのか
毒親育ち50年以上の私がお伝えします。
私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが
毒親育ちにかなり苦しめられました。
今回の「アダルトチルドレンにみられる性格」を心に留めて
一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに
生きづらさから回復することが可能になります。
最後まで読んでみてくださいね。
親を許さなくてもよい
衝撃的な虐待事件が相次いでいます。
テレビやラジオでは表面的に
一種の社会現象と済ましてしまう
コメンテーターが多い気がしてなりません。
でも本当にそうでしょうか?
根深い機能不全家族の問題が
横たわったいるというのに。
私は身体的虐待・心理的虐待を
受けて育ちました。
この本を読んで泣きました。
少しずつ読んでは泣きました。
↓
毒になる親
漠然とした生き辛さや空虚感を
ずっと「自分のパーソナリティーの問題」と
誰にも相談する事もなく独りで
悩み苦しんでいました。
この本の中で、「親を許さなくてもよい」と
作者が言っています。
それによって私がどんなに救われたことでしょう。
心理学やスピリチュアルの本では
「許しが癒しにつながる」といったことが
最後の結びになっていることが多いです。
でも虐待に関しては絶対に違うと私は思います。
虐待していた親を許すということは、
自分が虐待されていた状況を許す
ということです。
自分は虐待されても仕方なかったんだと
認めることなのです。
そんなこと、私にはできません。
この時点で境界の混乱がおきています。
私も、ほかの誰だって世界中の誰だって
虐待されて当然な子どもなんていません。
だから、虐待を受けたものは、
見方を変えて「親が未熟だったのだ」
「親が間違っていたのだ」と
いうところから自分の価値観を
見直す必要があると思うのです。
ただ、私が思うには、ひどい虐待により
親に否定され続け、それを信じ、
自分に自信がない、大人として
十分な努力と自立をしている
アダルトチルドレンが180度視点を転換し、
救いを見出すには、非常に有効な本です。
でも甘えや依存心が強いため、
うまく社会でやっていけないのに
手っ取り早く誰かに責任転嫁したいと
思っているアダルトチルドレンは、
読まないほうがいいと思います。
さらに社会で生きていくのが生き辛くなり、
うまく行かなくなる可能性があります。
身体的な虐待とは
適切な生活面の指導が得られない
適切な栄養や食事が与えられない
適切な衣類や住環境、暖かさ、安全な場が与えられない。
精神的な虐待とは
親が子供の感情やニーズに無関心だったり、
情緒的に不在の状態が続くので
子供は適切に感情を感じたり、
表現することができない。
いつも誰かのニーズが優先。
子供が受け入れてもらうために
本当の自分を隠さなければならない
たとえば次のような状況で。
1.この家では間違うことは許されない。
2.感情を表すことを認められなかったりあなたの感じ方はよくないといわれる。
3.子供が何か要求することはわがままだとみなされる
4.子供の言い分を親が信じなかったり、とりあおうとしない
5.成功を認めてもらえない。たいしたことではないとみなされる
6.年齢にふさわしくないレベルの要求を突きつけられる
7.子供は具体的な行動に関して叱られるというよりも存在そのものを否定されたり存在意義を否定される。
機能不全家族の生きづらさの原因
こうやって私は、次のような気持ちを
持つようになりました。
「いつも気持ちは聞いてもらえなかった…」
「やりたいことをやらせてもらえなかった…」
「なんだかわからないけれど
いつも頑張らなければならなかった…」
そのため、私は自分の感情を認めること、
それを表現することがとても苦手です。
不全機能家族で自分の気持ちや感情を
尊重されずに育ったためです。
ですから当然、人付き合いや
コミュニケーションに
悩みを抱えるようになったのです。
そしてそのことは社会人として
生きづらさを感じるうちに
「どうして自分は○○ができないんだろう」
「自分は変なのかもしれない」
「欠陥があるのかもしれない」
とずっと悩んでいました。
さらに追い討ちをかけるように
親に「お前が悪い」と
いわれていたのですから
ますます始末が悪いです。
さらに自分を追い込んで
心を閉ざしていたのです。
「ダメなのは自分自身だ。
自分の努力が足りないからだ」
と自分を責めていくようになっていました。
私は、厳しく自己批判をしていたのです。
そして、それでも、まだ頑張っていました。
よく病気にならなかったと
いまにして不思議に思います。
「本当はすごく可哀想だったね。
頑張らなくてもいいんだよ。」
と過去の自分に言ってあげたいです。
私は、機能不全家族に
育ったがために不適切な感情表現や
コミュニケーションしか
学んでくることができませんでした。
ただ、これは裏を返せば、
アダルトチルドレンは、
適切な環境できちんと学べば、
自分を育て直せるということ
かもしれません。
↓
不安症を治す―対人不安・パフォーマンス恐怖にもう苦しまない (幻冬舎新書)
これまで誰にも共感されなかった
気持ちを聞いてもらい、
それを表現していく。
そして本当に欲しかったものを
手にしていくのです。
その積み重ねこそが
アダルトチルドレンの
生き直しなのかもしれません。
過去の鎖をはずし、自由になるために。
過去から逃げずに幸せになる方法↓
コメント
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