毒親育ちの心の傷を癒せる映像と映画【5選】

癒し

テレビ朝日系全国ネット『世界の車窓から』の番組
は、短いけれど旅情を誘うのでとても楽しみにして
います。

16年間の及ぶ過去の膨大な選曲リストの中から選り
すぐりの名曲をセレクト。

もちろん番組テーマ曲である溝口肇『世界の車窓か
ら』も収録。

ワールド・トラベル~「世界の車窓から」

1 世界の車窓から
2 ラスト・トレイン・ホーム
3 波
4 ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
5 花売り娘
6 ラヴ・スロウ・モーション

7 チルドレンズ・ゲーム
8 ウン・ラッジョ・ディ・ソーレ
9 フィール・ソー・グット
10 又見炊煙 (かまどの煙がまた昇る)
11 コア・オブ・ザ・ルーム
12 少年ヴィーナス
13 アフリカ
14 フェイスタ
15 ザ・ニアネス・オブ・ユー
16 ジーザス・カミング・スーン

不思議な旅情をかきたててくれます。

BGMに最高。

自宅の部屋がカフェになったようようです。

疲れて帰る車の中で聞くのは癒しになります。

映像は、ゆっくりみれるのでリラックスしたいとき
にお酒を飲みながらのんびりできます。

世界の車窓から 初回完全限定10枚組BOXセット [DVD]

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子ども時代のこころの傷を癒していくのは【キッド】

キッド 特別版 [DVD]

有能なイメージ・コンサルタントとして成功を収
め、忙しい毎日を送っているラス・デューリッツ
は、優雅な独身生活を謳歌していた。

そんなラスがあと数日で40歳の誕生日を迎えよ
うとしていたある日・・・

ひとりの少年、ラスティ・デューリッツが現れる。

あと数日で8歳になるという少年は、30数年前
のラス自身だった。

ラスティを消すための方策を練っていたラスだが

『いちばん価値のある大切なことを思いださせる
ために現れたのでは・・・』

と、封印した自分の過去に正面から向き合うことに。

アダルトチルドレンでいうインナーチャイルドです。

人のうらやむ人生を歩んでいながら、心のなかは疲
れている。

なぜか、人生がうまくいっていないと感じているア
ダルトチルドレンにぜひ。

子ども時代に傷ついた心が、オトナになってどんな
影響を及ぼすか。

子ども時代の心の傷が癒された時に人生にどんな変
化をもたらすか、心理セラピーの専門的な分野がと
ても見やすかったです。

子ども時代のこころの傷を癒していくのは勇気のい
ること。

その勇気をもらえるストーリーだと思います。

全体的にファンタスティックで優しい感じでした。


キッド 特別版 [DVD]

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なぜこんなひどい目にあうのか?【奇蹟の輝き】

これは死後の世界を描いた作品です。

私にとってアダルトチルドレン問題は、スピリチュ
アルな側面を抜きにしては考えられません。

アダルトチルドレンの理不尽さを私は子供時代から
ずっと考えてきました。

でも・・・わからなかった。

そして大人になってこの本に出会って頭を殴られた
ような衝撃を受けました( ̄▽ ̄;)!!

ああ正負の法則

そこからなぜこんな目にあうのかというアダルトチ
ルドレンの理不尽さがやっと理解できたという経緯
が私にはあります。

だからこそ、私はスピリチュアルなことにとても興
味があるのです。

というわけでこの映画をみてみました。

どんな内容かというと

ある幸せな家族がいたのですがまず子供が次に夫が
死んでしまい、妻が一人取り残されてしまいます。

夫や子供は死後の世界に入り、そこで素晴らしい体
験をします。

でも、残された妻は悲しみから自殺してしまいます。

自殺した霊は、家族のいる天国には行けないことに
なっています。

妻は、地獄のような世界に落ちてしまうのですが夫が
その妻を救済するため、リスクを冒して地獄に行って
妻を助けるというストーリー。

15年ほど前の発売当初、話題になったのはその映像美
です。ともかく美しいのです。

カルマや死後の世界、意識の世界についてより理解が
深まると思います。

奇蹟の輝き HDニューマスター・エディション[Blu-ray]

ブルーレイ版は、DVDよりちょっと価格が高いけど公開
されなかったもう一つのエンディングが収録されていま
す。(本当はそちらが原作本のストーリーです)

それが見たくて見たくてブルーレイ買っちゃいました(#^.^#)


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原作の本はこちら

奇蹟の輝き (創元推理文庫)

トンネルで迷ったら【プレシャス】

次は、アダルトチルドレンがトンネルで迷ったら
ヒントになる映画です。

プレシャスという黒人女性が主人公で性的虐待や
身体的虐待、精神的虐待を受けている中学生のス
トーリーです。

ACの特徴である妄想が効果的に使われています。

プレシャスの鬼婆的な母親は、私の母親そっくり
です。

母親の発する言葉が胸にささります。

私が一番好きなのは、プレシャスのこの言葉。

「みんなを照らす光を持つ人がトンネルで迷ったら、

 自分の光しか頼れるものはないんだ。
 
 そしてそのトンネルを抜けたあとは
 …またみんなを照らすんだ。」

私も子供にとって光でありたいと思いました。

最後は、力強くて勇気をもらいました。

プレシャス [DVD]

母親の首に手をかける【アカシアの道】

これは、アダルトチルドレンが母親の首に手をか
けるという介護がテーマの映画です。

アカシアの道

虐待されて育った娘がやっと母から逃げ出せたと
思ったらその母がアルツハイマーになり、面倒を
見なければならなくなるというアダルトチルドレ
ンの介護問題をテーマにした映画です。

介護は子育てと違ってトンネルがみえないといわ
れています。

映画の中でも主人公が追いつめられた状況に母親
の首に手をかけるシーンがあります。

「母が仕方なく私を育てたように私も仕方なく
 母の世話をするのだろうか、いつまで…」
とつぶやきながら。


母一人娘一人の窒息するような行き場のない関係。

子供時代からやっと逃げ出したと思っていてもまた
同じところをグルグルまわるという現実。

でもアダルトチルドレンだからこそ映画であっても
これが現実のものとして身をもって感じることがで
きる。

アダルトチルドレンは子供時代もずっとそうだった
から。

そしてアダルトチルドレンの自分が介護出来るだろ
うかと自分に問題提起してくれる作品です。

この映画はどんな親も子供を愛しているというのは
幻想であるということを突きつけられる。

アダルトチルドレンの機能不全の家庭に育ったなら
ば、なおのことそれはいやというほど知っている。

それは機能不全の家族にしかわからないことだけど。

機能不全の家庭の理不尽なルールなんて機能してい
る家庭に育った人は知らないのだから。

それなのに「親を尊敬できない人は人間失格だ」な
どとアダルトチルドレンに向かっていう人も世の中
にはいる。

そういう言葉は、こんな風に苦しんでいるアダルト
チルドレンを追い詰めるだけなのに。

そんなひとは実際にこうした現実が起こったときに
そのことを認識するのだろう。

だからアダルトチルドレンはこのことを罪悪感無く
認めてもいいと私は思う。

そうすれば苦しさから少し開放されるから。

普通の介護でさえ社会問題になっているのにアダルト
チルドレンの介護は余計難しいのだとこの映画をみて
思いました。

アカシアの道

DVDと違って小説も読むと作品の広がりがさらに感じ
られると思います。
原作はこちら。

アカシアの道

【参考記事】アダルトチルドレンのための映画

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