新学期と興味の芽

子育て

新学期がはじまり、子供たちは元気に学校や幼稚園に行き始めた。

下の娘は幼稚園から帰ってくると「今日は友達4人で遊んで楽しかった」とニコニコ言うのだけれどもその日の夜、気持ちがナイーブになったからなのか、「お友達が遊んでくれない。私をおいてどっか行ってしまう」と泣きながら訴える。どちらが本当なのか?

夏休みの最後の日に担任の先生とと話したときは「誰とでも遊べるようになりました」と言われたばかりだったのだ。

たぶん推測するに娘は感受性が強いのだろう。小さなことにも反応する心の持ち主なのかもしれない。見守っていかなくてはと感じた。

息子は登校前から学校に行くのをとても楽しみにしていた。初日に自由研究「ありの観察」と絵日記、計算プリント、国語のプリントを意気揚々と持っていった。

学校の宿題は7月中に終わっていたので問題なかったのだが自由研究は8月31日ぎりぎりまでかかって大変だった。

なにしろ、一年生なので観察日記といってもひらがなばっかりだし、文章は親が言うとおりにしか書けないし、「てにをは」はめちゃめちゃだし、観察日記の構成も指導しなければいけない。

それに加えて自分で選んだ課題のくせに「観察はたいくつ」「もう書きたくない」「疲れた」など文句ばかりいう。それでも尻をたたきつつ、叱咤激励してなんとかしあげた。

息子は最後の実験の推測や結論を導き出す課程がおもしろかったようだ。そして自ら疑問が出てきて最終的には「生物の連鎖」というところまで行き着いてノートにまとめた。

次の日、担任の先生が「これは中学の範囲じゃないの?」といわれたそうで何回もノートをご覧になったようだ。でも本来、学習というのはつながっているものなので範囲でくくるのはおかしいと私は思う。たとえ小学一年生であったとしても科学の興味の芽を広げることは大切なことと私は考えている。

ともかく息子は先生にほめられたことが嬉しかったらしく、最近、家でも実験づいている。朝顔の色水をつくったり、今度は父親を巻き込んで理科の本をみて豆電球の実験をするそうだ。

「藤子藤夫の「キテレツくん」みたいだね。」と私がいうと息子はますます張り切っていた。興味があるうちに教材探しをしなければと思う母でありました。


コメント

  1. Emily より:

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