我が家に新しい家族がきました。ロシアリクガメのチェリーです。
数日前から夫が「カメが欲しい。カメが欲しい。」と繰り返し言っていたのですがまさか本当に飼うとは思いませんでした。息子も同じように同調していたので「きちんとお世話すること」という約束で買いました。
私が子どもの頃は、ペットを飼いたいといっても絶対に許してもらえませんでした。母は自分に面倒なことが降りかかるのを嫌がったし、責任が生じるのを避ける傾向にあったので私は途中であきらめて「自分には関係のないこと」と言い聞かせたような記憶があります。これはペットに限らず他の面でもそうでしたが。
後から考えると母には子どもの情緒的な成長や責任感を養うのを手助けするという観点がなかったのです。
我が家では子どもにはできる限り、いろいろな体験をさせるということを心がけています。
たとえば子どもが乗り物に興味を持ったら図鑑でみせるだけではなく、実際に図鑑の末尾にある施設などに赴きますし、恐竜が好きだといえば博物館に行ったりします。
最近は動物園、博物館、水族館がお気に入りでそこで動物や恐竜や魚のおもちゃを買いました。
そのおもちゃでごっこ遊びをするのが子ども達のお気に入りです。おもちゃはお風呂にまで入れるので動物や恐竜、魚が湯船にぷかぷか浮かんでいてゆっくり手足を伸ばせないし、正直いうと気持ち悪いのですが。
またバッタやてんとう虫、カブト虫をおもちゃと混ぜるので虫が行方不明になって大捜索したこともありました。
かばんに虫のおもちゃと本物のトカゲをまぜて私の妹に本物トカゲを手渡して大騒したこともありました。とにかく私はペットというものに慣れていないのでいろいろなことが未知への挑戦です。
子どもの小さい頃は毛虫やちょうや団子虫などをつかまえて「ママ、みてみて」といわれ、顔をヒクヒクさせながら「よく捕まえられたね」「どれどれ」といって子どもの興味を削がないように努力してきました。
反対に夫は子どもの頃から野生児だったのでこの分野では子ども達に大きな貢献をしています。
最近はそのせいか、子ども自身もリビングに置いてある図鑑でいろいろ調べるようになってきました。図鑑をみて絵も描きますし、楽しんでいるようです。
来週はカメの本を調べに図書館に行こうといっています。興味があることを調べればもっと知識が深まりますし、またそれが核になっていろいろなことに挑戦するための土台ができると思うのです。
子どもの才能の芽が出るのはいくつか分かりませんがたくさんの種をこれからも一緒にまいていきたいと思います。
コメント
You can certainly see your enthusiasm in the paintings you write. The world hopes for more passionate writers such as you who aren’t afraid to mention how they believe. At all times follow your heart.