本記事では本記事では毒親育ちから回復するために
必要な事柄【痛みに対する感情の反応】について
毒親育ち50年以上の私がお伝えします。
私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが
毒親育ちにかなり苦しめられました。
今回の痛みに対する感情の反応を心に留めて
一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに
アダルトチルドレンから回復することが可能になります。
最後まで読んでみてくださいね。
痛みに対する感情の反応
子育ての七田式では叱るときは1分間だけ、また
3つのルールを守れなかったときだけ叱るという
のがあります。
また子どもを完成した姿でみないで「成長過程で
みる」という鉄則があります。だからへまもすれ
ば失敗もするということです。
私は子どものときからそういう対応をされてこな
かったので大人になっても「失敗は許されない」
という緊張状態にいつも自分をおいています。
だから時々張りつめた糸が切れて激怒という痛み
の反応が出てしまうのです。これは痛みに対する
感情の反応です。
1.犠牲者のパターン
自分の価値を信じていないため、犠牲者は自分を
守ったり、健康を維持したり安心できる状態で過
ごすといったニーズが自分にあるということさえ
わからないことが多い。
怖れによって動かされていて傷ついても失望して
も虐待されてもなお、怒りや憤りといった感情を
認知することができない。なにが必要かさえわか
らない。
犠牲者は痛みにひたすら耐え、他人の理不尽な行
動に耐えることになれていて日々の出来事や感情
に対して無理な理屈で自分を納得させたり、大し
たことではないと切り捨てたり、事実を認めない
訓練を重ねることで自分自身から感情を切り離し
ています。
2.激怒
怖れや怒りや屈辱感や自己否定感がたまりにたま
って満杯になったタンクが激怒です。
激しい怒りはこれ以上痛みに耐えたくないという
限界の反応です。
怒りで荒れ狂っている人は傍目からはコントロー
ルを失っているように見えますが本人はまさに怒
りの真っ只中で支配権をにぎり、力にあふれてい
ると感じています。
怒りを爆発させているときは自分が無能だとも欠
点だらけだと感じずにいられます。この背景には
これ以上傷つく体験をしないよう自分を守りたい
という思いがあります。
無力感や自己否定感を埋め合わせる行動です。
注意するべきことはうつになり、怒りのはけ口が
ない場合、いきなり敵意に満ちた行動として爆発
し、暴力的行為や殺人にいたることもあります。
こうした行為は痛みに耐えられず、葛藤を解決で
きず、他の選択に気づくことができずに感情が蓄
積された結果です。
3.うつ
うつを抱えた大人達は日々を普通に過ごして自分
の責任はほぼ果たすことができます。
周囲にむけて演じる偽りの自分はとても落ち込ん
でいるようには見えませんが本当の自分、感情と
魂はひどい絶望感を味わっています。
自己否定感が土台にある家庭で育つと率直に語る
ことを許されずに痛みを乗り越えていく方法がな
いまま喪失感が募っていきます。
そこへ「自分が悪いんだ」という思いまで加わる
と自分は「無価値だ」と信じて他人から隠そうと
します。
最終的には35~55歳位に壁にぶち当たり、しま
いこんでいたものが重荷になり、今まで長いこと
自分を守りコントロールしてきた仕組みが破綻し
てうつが始まります。
喪失にからんだうつを体験している人は自分の感
情を極度に恐れ、実際にはたくさんの感情を感じ
ています。
ただ、それを語るのが安全でない場合、感情は自
分の内面にぶつけられます。これが自己否定感を
持続させるもう一つの原因でさらにうつ気分を長
引かせます。
子どものとき悲しみを表現できなかったら大人に
なってから喪失に対処するすべを身に付けていな
いことになります。
だから喪失に直面したり、それが積み重なった場
合、子ども時代に身に付けた方法に頼って自己否
定の殻の中に閉じこもり、感情を否認するしかな
いのです。
4.もっとも深刻な痛みの反応として自殺
死の考えや自殺未遂、そして自殺が物語るのは自
分の内面にに向けられた怒りや激怒であり、うつ
です。
自殺という行為は生きる上での無力を埋め合わせ
るために授けられた力のように見えるのです。
痛みがこうした考えを生むのですが同時に自殺を
考えている自分を恥じます。
ただ、ここで恥ずかしいと思わないで口を閉ざさ
ずにどれだけ怖れ、怒り、希望を失っているか誰
かに語ることが重要です。
回復のプロセス
回復のプロセスに入れば数々の問題について語る
ことができます。
自分の中の自己否定感にノーと言えますし、自分
を傷つけずに怒りを表現する方法を学ぶことがで
きます。
自分の中に存在する力に気づき、どう生かしてい
くか学ぶことができます。
あなたは痛みなしに生きる価値がある人間です。
けれどもし、痛みから逃れるための方法として自
殺を考えたとしたら専門家に助けを求めてくださ
い。
あなたは助けを得るに値します。
まとめ
こうしたアダルトチルドレンから回復するのは
自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。
いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。
また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。
ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。
そんなときはこちらをおすすめします。
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