心の底から泣きたいとき、悲しいとき、切なくてたまらないとき。
疲れた心を抱いて、1人で物思いにふけるときにそっと慰めてくれる「ヒーリング・ミュージック」があります。
仕事で疲れたとき、孤独を感じたとき、私はこの音楽たちに何度も癒やされてきました。
透明な音楽2
美しいメロディとハーモニーにあふれ、自然の風や花の香りまで感じるような音楽。 一服の清涼剤のようでもあります。
ささやかな幸せとは、こうした音楽がそばにあることなのかもしれません。
眠れない夜にも、きっといいパートナーになってくれます。
大切な人へのプレゼントとしても選んでみたい、そんなアルバムです。
どんなときも。
不況でリストラにあったとき。
適齢期で、母にいじめ抜かれていたとき。
自分の進むべき道がわからなくてさまよっていたとき。
私はこの曲を聴いていました。
どんなときも どんなときも
迷い探し続ける日々が 答えになること
僕は知ってるから
もしも他の誰かを 知らずに傷つけても
絶対ゆずれない 夢が僕にはあるよ
——『どんなときも。』槇原敬之
いつかこの暗くて狭いトンネルを抜けることを夢見て、小さな日帰りの旅によく出ていました。
家にいられなかったから。母の辱めの言葉や、心ない言葉を聞くのが嫌だったから。
でなくとも、母からは歪な愛を、いくらでも「渇愛」を求められて疲弊していました。
本当に地獄のような日々だったのです。
消えたいくらい辛い気持ち
抱えていても 鏡の前笑ってみる
まだ平気みたいだよ
いつも鏡の前で、泣きべそ顔の自分の顔を見つめていました。
でも、泣けなかったんです。
将来が不安で、心配事がたくさんあって、しゃがみこんでしまいたいほど生きづらい……
それでも、人間関係や絶望に負けたかったわけではなかったから。
どんなときも どんなときも
ビルの間 きゅうくつそうに 落ちて行く夕陽に
焦る気持ち溶かして行こう
そしていつか誰かを愛し その人を守れる強さを
自分の力に変えて行けるように
自分に言い聞かせ、必死にしがみついていたあの頃の自分。
いまなら、ぎゅっと抱きしめてあげたいな。
時の子守歌
イルカさんの『時の子守歌』も、とても素敵な曲です。
彼女の歌声は、いつでも優しくてあたたかい。
日本には民謡やわらべ歌のような子守歌が歌い継がれてはいますが、ポピュラーソングとなると、純粋に「母から子へ」の子守歌は意外と少ないものです。
クラシックにはシューベルトやモーツァルトの子守歌をはじめ名曲がたくさん残っていますが、この曲もゆったりとしたワルツに乗せて、優しく包み込むような温かいメロディがとても心にしみます。
歌詞には、母から娘への深い想いが綴られています。
あなたがいつか大人になって この家を出て行く
そんな日が来ても 愛する人にめぐり逢ったら
その人と離れずに ついていくのよ
あどけないその寝顔
どんな夢見てるのかしら
時よ この子を 守ってください
母と子の強い絆がしみじみと伝わってきて、聴くたびに涙が出てきてしまいます。
イルカさんの優しさに満ちあふれた声と、しっとりとした歌い方も本当に癒やされます。
「私は少なくとも、あの虐待した親のようにはならない。世代間連鎖はしない」 この歌のように、私は子どもたちを慈しみ、たっぷりの愛を注いで育てました。
イルカ 12CD-1119A
ダイジョウブ
アダルトチルドレンの回復には、3つの柱が必要だと私は思っています。
- グリーフワーク
- アファメーション
- スキルを学ぶ
この3つの段階を踏まない限り、いきなり実社会で生きていくのは本当に無理でした。
少なくとも、私には無理だったのです。
私はこの3つの段階を何度もサイクルしながら、今も社会人として生きています。
ここまで来るには、やっぱりこの過程が必要だったと、今振り返るて強く思います。
ただ、まだ発展途上ではありますが……。
それでも、少なくとも人並みに、なんとかやっと社会生活ができているというのは、私にとってものすごい進歩なのです。
このブログは、私にとって「アファメーション」の役割を果たしています。
アファメーションとは、繰り返し自分に毎日言ってあげる言葉ですが、文字だけだと忘れてしまうときもあるし、面倒くさいなと思ったり、時には腹立たしくなったりすることもあります。
なぜかって? ご自身で考えてみてくださいね。
だけど音楽だったら、自然と耳に入ってくる。
いろんなアーティストが代わりに歌ってくれて、励まされているような感覚になれるのも好きです。
だから、アファメーションは「音楽でするのがベスト」だと、私は心から思うのです。
そんな思いで聴いた小田和正さんの『ダイジョウブ』も、言葉に惹かれて聴いてみたところ、深く癒やされました。
小田さんの声もとても優しいから、スッと心に入ってきます。
本当にいい言葉だなあ。
その笑顔は どんな哀しみにも 決して負けたりはしないから
君の大切な人にも 風に乗って きっと届いてる
自信なくさないで 少し 戻るだけ
君をなくさないで きっと ダイジョウブ
——『ダイジョウブ』小田和正
人生はこうして続いていくんだろう。
間違っても、何度つまずいても。
小さなその物語に、答えはひとつじゃないんだ。
その笑顔はどんな哀しみにも負けないから。
どうか自信をなくさないで。きっと、大丈夫だよ。
【参考記事】 毒親育ちの自分を信じる音楽【アファメーション4選】
今回ご紹介した曲・CDはこちら
親の介護やこれからの現実に直面している方はこちら: 毒親育ちの介護【祖父母】



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