心の傷を癒してくれる音楽【アファメーション5選】

癒し

「好きなことがみつからない」「情熱的に誰かを思うことができない」 実は、これは心が疲れていることを示すサインのひとつです。

人は心が疲れると、自分以外のことを考える余裕がなくなりがちです。

愛とは、自分以外の人のことを自分と同じか、それ以上に大切に思うこと。

昔好きだった人を思い出したりしてみましょう……と言われても、疲れているときはそれがなかなかできなくなってしまうのです。

そんなときは、ひとりでゆったり過ごす時間を作って、心の傷を癒す音楽を聴いてみてください。

 「そういう心のリハビリ、メンテナンスはどんな人にも必要なのです」と、江原啓之さんも本の中で語っています(『本当の幸せに出会うスピリチュアル処方箋』王様文庫)。

最近、私も少し疲れ気味で、家族にあたってしまっているなと反省することがあります。

だからこそ、音楽を聴いたり、ひとりでカフェに行ってお茶を飲む時間を大切にしています。

 今度は映画でもレンタルして、ゆっくり過ごそうかな。 

自分で自分の心のリハビリをしてあげなくちゃね。

大空と大地の中で

こおえた両手に 生き吹きかけて しばれた体を あたためて ——『大空と大地の中で』松山千春

「つらいとか苦しいだとか言う前に、野に育つ花ならば、力の限り生きてやれ」

まずはつべこべ言わずに、精一杯生きてみようじゃないかというメッセージがとてもいい。

この歌は力強くて、とっても励まされます。

 自分自身で立ち上がるってことですよね。

大変だけど、でもゆっくり、少しずつ、焦らずやればいいんだ。

果てしない大空と広い大地のその中で、いつの日か、自分の腕で幸せをつかみ取る。

 自然に比べたら人間なんてちっぽけなものだけれど、でも、その自然の大きなふところの中で自分の幸せをつかみとろうという作詞家の強いメッセージが伝わってきて、この曲の揺るぎない芯の強さを感じさせます。

野に咲く花のように

2006年2月28日、兵庫県立舞子高校で、サプライズ劇が起こりました。

 Gacktさんがラジオの深夜番組を担当していた頃、リスナーとの交流がありました。

そのリスナーは、日本で唯一「環境防災科」という学科のある高校に通う生徒で、学科が定員割れの危機にある状況を何とかしたいとGacktさんにアドバイスを求めてメールを送ったのです。

阪神・淡路大震災を経験したことのあるGacktさんは、防災科の意義と学校の教育方針に賛同し、「まず君が防災科の魅力を伝えられるような立派な先輩になれ」とアドバイスを送りました。 

それから1年以上が経ち、定員割れの危機を脱したとの連絡を受け、Gacktさんは卒業式に完全シークレットで突如として学校に現れ、書き下ろしの楽曲を生演奏して生徒たちを激励したのです。

Gacktさんって、本当に素敵だな。

 こんな大人に出会えた高校生の彼は、大きな宝物をもらったね。

私も子供時代、こんな大人に巡り会いたかったなあ。 

この曲は「NHKみんなのうた」にも選ばれています。

つらいとき、悲しいとき、ついこの歌を口ずさんでしまいます。 

やさしくて、のどかで、心が癒やされる。

そしてまた「ゆっくりでもいい、頑張ろうかなあ」と思えるのです。 (※フル歌詞は検索などでぜひチェックしてみてくださいね)

まあるいいのち

毎週日曜日の午前中にイルカさんのラジオ番組があるのですが、そこでかかったこの曲がとても心に残りました。

ぼくからみれば小さなカメも、アリからみればきっと大きなカメ。

 ぼくからみれば大きな家も、山の上からみればこびとの家みたい。

 みんな同じ地球の家族、ひとりにひとつずつ大切な命。

二つの手のひらをほほにあてれば、伝わるぬくもり。 

温かくて優しい気持ちに包まれる名曲です。

ラ・カンパネラ(フジ子・ヘミング)

私はフジ子・ヘミングさんが好きです。

 感情を廃した機械のようなピアニストが多いなかで、ただ楽譜をなぞるのではなく、情景が浮かんでくるような、深みと情緒のある演奏にいつも心惹かれます。

 彼女の演奏については賛否両論あるようですが、音楽って自分で感じるものだと私は思うのです。

 傷口を優しく包み込むような本当の癒やしがここにはあります。

少なくとも、私にとってはそうです。

情景が浮かんでくる演奏、くすぐられるような指使い、リバーブのかかった音色。

その多くが魂まで届いて、心の傷を癒やしてくれます。

うっとりしてしまいますね(ちなみに、CDジャケットの絵もご本人が描かれているそうです)。

人生の辛酸をなめてきたフジ子さんだからこそ奏でることができる、《魂の音楽》なのかな。

 彼女曰く、「芸術家には先天的な霊感が必要。『神が宿り、一緒に弾いてくれている』としか思えない瞬間がある」とのこと。

 確かに、この演奏にはそんな瞬間がありました。

アファメーションは言葉で自分自身に語りかけるものだけど、音楽の場合、それだけじゃないところがいいところです。

 フジ子・ヘミングは、スウェーデン人の父と日本人の母の間に生まれました。

音楽家としての才能を認められながらも、国籍の問題などで自分の居場所をなくし、聴力を失うという絶望的な状況を乗り越えてきました。

 そんな逆境が、彼女の奏でるピアノの音に込められている気がします。

とまあ、これは彼女のバックボーンなんだけど、そんなこと知らなくてもじゅうぶん心に響きます。

現に、彼女のコンサートで涙する人は多いのだから。

 アダルトサバイバーなら、説明しなくても聴けばわかると思います。

 毎晩聴きながら眠りについているほど、私のお気に入りです。

【参考記事】 毒親育ちの心の傷を癒せる映像と映画【5選】

今回ご紹介した曲・CD・書籍はこちら

親の介護やこれからの現実に直面している方はこちら: 毒親育ちの介護【祖父母】

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