本記事では毒親育ち50年以上の私が共依存について解説します。
私は、婚活の時になぜ自分は苦しいのかわかりませんでした。
ですから以前の私のように悩んでいる毒親育ちの役に立ちたいと思っています。
毒親育ちには、アダルトチルドレンの本を読むことが必要です。
ただ、アダルトチルドレンの本は専門用語がたくさん出てきて
読み込むのにとても時間がかかります。
「共依存」という言葉もその一つでこれは、毒親育ちの婚活に
大きく影響する大事なポイントです。
「共依存」を理解しておくと毒親育ちの婚活にも役に立ちますので
最後まで読んでみてくださいね。
毒親育ちは、他人を信じる力がとても弱い
子ども時代を子どもとして過ごすことができなかったACは、
周囲に気を使い、自分の感情を素直に表現することができずに育っています。
そのため、大人になっても本当の自分の感情を表現することが困難です。
言いたいことが言えなかったり、感情を抑えすぎて急に爆発したり。
泣きたいときに泣けず、声を殺してひとりぼっちで泣いていたり。
これは子ども時代にうまく感情が育たなかったためです。
そしてACは、子供の時代に大人を信頼せずに育ってきたので、
他人を信じる力がとても弱いのが特徴。
ACは、甘えたくても甘えることができなかった子ども時代を送っています。
甘えることができなかったから、大人になって誰かに依存しようとしてもなかなかできません。
満たされない気持ちはなぜ?
逆に、心の穴を埋めるために嗜癖とよばれるアルコールや依存症にのめりこんだりします。
ACはとても不器用なため、自分の心を支配したり、コントロールしたがったりします。
自己処罰に徹底することもあります。
子ども時代を淋しく暮らしてきたACは、
大人になっても得体の知れない淋しさにさいなまれたり、
抑うつ的になったり、不安になったりすることがあります。
結婚や恋愛をしてもなぜか淋しく、満たされない気持ちなります。
健全な境界を学ぶ
こうしたことがことが原因で毒親育ちのアダルトチルドレンは
恋愛依存症になりやすいといえます。
恋愛依存症者は以下のポイントを肝に銘じる必要があります。
それはアダルトチルドレン傾向の相手を選ばないように
自分自身を守るためでもあります。
そしてアダルトチルドレン傾向が必ずしも普通ではないと知ることです。
・いつも相手からの温かい態度を期待しない
・相手に完全を期待しない
・相手に自分の責任を取らせない
・相手への束縛や侵入は親密さにはならない
・相手の責任をとることは自分の仕事ではない
・自分が主導権を握って助けを必要としている相手の責任までとらない
・自分と比べて相手が弱いと決め付けない
健全な境界を学び、自分や相手についての現実を受け入れ、
セルフエスティームを育てていきます。
恋愛依存の回復=共依存の回復プロセス
ある程度の自己信頼ができたら子ども時代からのトラウマと向き合い、
どんなことがあったか、それが自分にどんな影響を与えてきたかを明らかにしていきます。
そして過去の傷に振り回されずに大人として現実に対処する方法を身につけます。
最後に自分で自分をケアする方法、相手に対して率直に要求する方法を学びます。
これができるようになれば、恋愛依存者は幻想に依存することなく、
自立して生きられるようになります。
誰かに愛してもらうのではなく、自分で自分を愛するということです。
誰かより優位にたつのではなく、対等な立場で自分を分かち合うことです。
それができてはじめて人との親密な関係が作れます。
恋愛依存の回復プロセスは、イコール共依存からの回復プロセスです。
いまはよくわからないけど前を見て進んでいきましょう。
トンネルの先には光が見え始めています。
まとめ
こうした恋愛依存症から回復するのは自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。
そのあとは、できるだけ毒親と同じような相手を
選ばないように冷静に婚活することが大切になってきます。
ただし、婚活はタイミングとご縁ですので
焦らないことが大事だと私は思います。
1.健全なパートナーに出会う機会を設ける
2.結婚相談所を利用してみる
3.マッチングアプリを利用してみる
この3つのどれかというよりもいくつか試してみて
良いご縁があったらお付き合いして
自分が人生を共に歩んでいけそうだと思った人と結婚してください。
あなたの人生ですので後悔のない婚活を祈ります。
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