本記事では毒親育ち50年以上の私が
なぜ毒親育ちは結婚を恐れるのか解説します。
私は、婚活の時になぜ自分は苦しいのかわかりませんでした。
ですから以前の私のように悩んでいる毒親育ちの役に立ちたい
と思っています。
毒親育ちには、アダルトチルドレンの知識が必要です。
ただ、アダルトチルドレンの本は専門用語がたくさん出てきて
読み込むのにとても時間がかかります。
アダルトチルドレンの知識は、毒親育ちの婚活に
大きく影響する大事なポイントです。
なぜ毒親育ちは結婚を恐れるのかを理解しておくと
毒親育ちの婚活にも役に立ちますので
最後まで読んでみてくださいね。
結婚相談所に勤めてわかったこと
結婚相談所にしばらく勤めていたことがありました。
職場としては嫌な思いもしましたが男女の縁を
とりもつこと自体はすばらしい仕事だと思いました。
結婚相談所に勤めてわかったことは、日本の約半数は恋愛で結婚しますが
残りの人たちは誰かの助けがないと結婚できないというデータがあるということでした。
ラテン系のアルゼンチンなどは、ほとんどが恋愛だそうですが
日本はそういうデータ分布になるそうです。
毒親育ちは、結婚相談所のシステムは利用すべきだと思います。
なぜなら毒親育ちは、機能不全の家庭に育ったため、
正しい家庭の在り方や社会を知らないからです。
今後の幸せのためにもいろいろな異性をみるべきだと
毒親育ち50年以上の私の経験からそう思います。
結婚相談所を利用してわかったこと
私自身も「適齢期になっても結婚しないのか」と
さんざん毒親の嫌がらせを受けて三か所の結婚相談所を利用しました。
結果的には20代後半に職場結婚をしましたが
それまでに結婚相談所でいろいろな異性をみたことで
理性的に相手を選ぶことができたと思います。
幸いなことに夫は毒親育ちのアダルトチルドレンではありません。
毒親育ちの結婚は身の危険性がある
なぜこうした提案をするかというと毒親育ちの結婚は
最悪の場合、身の危険すらある可能性があるのです。
どういうことかというと毒親育ちの育った機能不全家庭では、
暴言、暴力、DV、借金、アルコール、ギャンブル、虐待
などの問題を含有するからです。
また、毒親育ちのアダルトチルドレンは、DV(ドメステックバイオレンス)、
アルコール依存症、ギャンブル依存症など
自分と同じ境遇のアダルトチルドレンにひかれやすく、
そうしたトラブルに巻き込まれやすいのです。
それは自分と同じ環境育ちのアダルトチルドレンに同じにおいを感じ、
安心感を得られるからだといわれています。
そして自分自身が共依存のため、必要以上に相手の世話をしてしまう傾向があります。
はたして毒親育ちにとって結婚は「幸せのバージンロード」なのでしょうか?
なぜ毒親育ちは結婚を恐れるのか?
基本的に毒親育ちのアダルトチルドレンは、自分が育ってきた環境に
身をおこうとするので「期待」よりも
「恐怖」「不安」「心配」が優先したりします。
結婚するのにどうしても不安が消えないのです。
親と同じような結婚生活になりはしないだろうかと考えるためです。
ただし、毒親育ちでなくても適齢期の未婚率は50%近くで
生涯に1度も結婚していない人というのは、
男性で10%強、女性では5%強もいるそうなので
結婚だけが人生というわけではなく、
結婚しないという選択もありだと思います。
ただし、結婚を考えている毒親育ちには、
老婆心ながら結婚相談所に行く前に
自分とは、どのような人間なのかを把握して
事前にカウンセリングを受けておくことをおすすめしたいと思います。
毒親育ちは独身のうちに自分育てをしてほしい
なぜなら、結婚してしまうと自分にかける時間は極端に少なくなるからです。
そのうえ、もし結婚生活でトラブルがおきたとき、
毒親育ちのアダルトチルドレンの癒されない傷がうずき、
結婚生活が混乱してしまう可能性があります。
毒親育ちのアダルトチルドレンだからこそ、
経済的にも余裕がある独身時代にカウンセリングをうけることで安心して
結婚への道を歩んでいけると思うのです。
結婚するなら相手にはアダルトチルドレンを
選ばないというのも大事なポイントです。
なによりも自分が「どんな人間」で「何がしたいのか」を
理解することは人生の中でもきっとプラスになることでしょう。
まとめ
正直にいうと毒親育ちは、いろいろ課題が多すぎて
「なんて理不尽なのだろう」と腹立たしくなるときもあります。
普通の人が0からのスタートだとすると毒親育ちは
明らかにマイナスからの出発になるからです。
でも大人である毒親のアダルトチルドレンは、自分で克服する努力が求められるのです。
泣きたくなることもしばしばです。
ただ、そんな時はプロであるカウンセリングの力も借りましょう。
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