毒親育ちの仕事体験談【介護事務職】

仕事

本記事では毒親育ち50年以上の

私の仕事体験談【介護事務職】をお伝えします。

私は、学校を卒業してからいろいろな仕事につきました。

でも毒親育ちで人間関係にとても苦労しました。

私の仕事の経験談【介護事務職】を読むことにより

毒親育ちの仕事探しの参考になりますので

最後まで読んでみてくださいね。

パソコンの前で顔を覆う女性
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人間関係が最悪だったら職場に行くのもつらい

私はこれまでの人生、職場に恵まれてきませんでした。

アダルトチルドレンだからというのもあるし、

目先のお金を調達するために仕事を無理して決めてしまった、

時代の波に乗れなかった、タイミングが悪かった、

仕事の選択の仕方が悪かった、

子供の教育資金を得るためにとあせって

自分の気持ちを無理に捻じ曲げて職についてしまったetc…

数えたらきりがありません。

では、よい職場とはいったい何でしょうか?

なんといっても人間関係だと思います。

これに悩んでいる人は多いでしょう。

給料が多少悪くても我慢できます。

でも人間関係が最悪だったら職場に行くのもつらいです。

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同僚に執拗な嫌がらせを受けた

私はFPの勉強をした後、

生協でFPの見習いのような活動をして

職安のPC講座に半年通ってから

特別養護老人ホームの事務のフルタイムの職につきました。

はじめは介護の現場で2週間働いて事務所の中に入りました。

だが、私の半年前に入った同僚のOさんはかなりのいじわるでした。

自分がケアマネの施設長の奥さんにいびられた

というのと私に自分の仕事を奪われるとの

思い込みからかなり執拗な嫌がらせを受けました。

とにかく私のやることなすことが気に入りません。

トイレットペーパーの発注をダブルでなく、

シングルにしたとネチネチ嫌味をいわれ、
(そんなことは消耗品なのだから別にどちらでもいいです)

事務のやり方が気に入らないとケチをつけられ、
(私はブランクはあるけど10年の事務職キャリアがありました)

ことごとく隣でチェックが入り、

私は毎日息もできないような環境でした。

だからお昼休みだけは自由になりたくて

いつも外の公園でお昼を食べていました。

それに対してもOさんはすごい剣幕で怒り狂うのです。
(私がお昼にどうしようと自由です)

自分は煙草をすって休憩しながら話し込んだり、

あちこち用もないのにユニットをまわって

油を売っているのに理不尽な人だなと思っていました。
(いないほうが仕事がはかどりますが。)

同僚の不安や苛立ちの原因

仕事にも自信がなく、10歳年下の彼とも結婚できなくて

前職の販売職でいじめられてきたせいか、

その不安や苛立ちを立場の弱い一番下の私に

ぶつけてくるのでこちらはたまったものではありません。

たった半年しか違わないのになんでここまで

言われないといけないのだろうといつも思っていました。

まわりも理不尽だと思いつつも知らん顔でした。

Oさんの鬼のような顔に虐待した母の顔がダブりました。

私がくるまでOさんをいびっていた施設長の奥さんも

Oさんのあまりのすごさにおとなしくなったので

Oさんの私への嫌がらせは日増しにひどくなっていきました。

仕事は事務だけでなく、お年寄りとの交流もあり、

現場の介護職員や利用者さんとも

うまくいっていったのでそれだけがつらかったです。

同じことが繰り返されるのはなぜ?

Oさんが母のようにひどい暴言を吐いたこと、

適齢期をすぎてもOさんが彼と結婚できない

どうにもできない苛立ちを八つ当たりされたこと。

それは虐待した母との関係、

適齢期で結婚できなくてイライラを子供の私にぶつけた

5・6年の担任だったS先生、3年のM先生、

ピアノのS先生と同じだと思いました。

なんでまたこんなことが起きるのだろう。

スピリチュアル的にいうとまだカルマがあるから

なのかなと思いながら毎日を過ごしていました。

そこまでして働く必要があるだろうか

そのころ、子供たちは低学年で夕方、

兄弟二人で私の帰りを待って途中までお迎えに来てくれました。

寂しかったのでしょう。

私は子供たちが愛おしくてかわいそうで

そこまでして働く必要があるだろうかと考えてしまいました。

占いで話を聞いてもらおうと思った

そんな時、占いで話を聞いてもらおうと思いました。

何の占いだったか忘れたけど、

おばさんはサバサバした物言いで

「あんた、言われぱなしじゃだめ。

そんなやつにはガツンと言っておやりなさい。

そんなやつほどあんたが本気出して怒れば気が弱くてビビるから。」

と妙に強気な口調で私に言いました。

その時の私は「ふーん、そんなものなのかな」と思いつつ、

その場を離れました。

退職することに決めた

その日は次の日やってきました。

いつものごとく利用者さんや事務所の人たちの前で

ネチネチ文句を言い始めたOさんに私はいつになく腹がたちました。

子供のためといつも我慢していたタガがはずれて

きのうの占いのおばさんの言葉が頭の中で響きました。

次の瞬間、私はみんなの前でOさんに

「なんでいつもそんな理不尽なことばかり言うんですか」

って怒鳴っていました。

Oさんのびびって震え上がった顔は一生忘れないでしょう。

その日を境に私は、退職することに決めました。

その職場を離れることに未練はありませんでした。

まとめ

いかがだったでしょうか?

毒親育ちが毒親にされたことを職場でもされてしまうのは

相手の顔色を伺って何も言わなかったり、我慢してしまうからです。

相手が怒ったりすると混乱して自分の本当の気持ちに蓋をして

抑えきれなくなると一気に爆発することになります。

理不尽なことや意味不明のことを言われたときは

自分が我慢できなくなる前に相手に

「嫌です」と意思表示してもいいのです。

毒親育ちが仕事をする際の3つのポイント

1.職場の人間関係の相談は、第三者のアドバイスを客観的にもらうこと

2.嫌がらせをする人に対しては心理的距離を持ち、嫌なことは嫌だと相手に伝えること

3.どうしても改善しない場合は自分の心と身体を考慮して職場から離れること

この3つのポイントを押さえつつ、

自分のメンタル面や社会的スキルを磨いていけば

しだいに毒親の影響をできるだけ受けずに職場での

人間関係を築けるでしょう。

もし、だめでもあなたを受け入れてくれる職場や仕事はあります。

何よりも自分を大切にしましょう。

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