今日は以前、友人の結婚式で上司の方の心に残った話をお届けします。
「家族をもし言葉で表すとしたらとても難しいのですがもし一つだけあてはまる言葉があるとしたらファイヤーというものが一番近いような気がします。火を囲んで食事をする、暖を取る、つまり家族で集まるということです。最近はこうした家族が少なくなってきていると思いますがどうぞこのような暖かい家庭をつくってください。」という内容でした。
我が家の家づくりのコンセプトはまさにこれでした。だから家の中心に薪ストーブを備え付けたのです。
また、子どもが大きくなって一緒に薪の作業することで共通の体験をし、作業をした結果の暖を取るありがたみを感じてほしいとの願いもありました。
そして自然に家族が薪ストーブのそばに集まってそれぞれになにかするというイメージで購入を決意しました。
私達の場合、ソフトを重視した家づくりでした。だから設計士さんは私達のハード部分の条件があまりにも少なかったので「ほんとにこれだけですか」と何度も念を押されました。
でもソフト面に関しては充分夫婦で協議しました。子どもが健やかに育つようにという願いをこめて。
家づくりはとかくハードの面ばかりに偏りがちですが実際のところ、「自分達がどのように暮らしたいか」ということが一番大事だと思います。自分達の生活をデザインするということがとても大切なことではないかと家づくりを通して感じました。
コメント