最近フリマで買った中国茶器セットでお茶を飲んでいます。それで近所の方の中国土産のジャスミン茶を入れるのが最近のお気に入りです。
お茶の時間については有元葉子さんがこんなことをおっしゃっています。「私は忙しいときほどお茶をいれてお菓子を楽しみ、お茶の時間を大事にしています。」と。
有元さんは世界各国の陶器をもっていらして各地の焼き物の里にも定期的にいかれるようですのでいろいろな茶器でお茶を飲まれているようですが一番のお気に入りはイタリアで買ったマグだそうです。
「たった一人でもお茶の時間を大切のする」というのはとても新鮮な感じがしました。
私はこの有元さんのライフスタイルの考え方が好きです。日常茶飯事という言葉がありますが有元さんはこれをとても大切に考えています。お客様を迎えるのでも普段の延長で我が家流にもてなすというのが有元式なのです。
またデザイナーの大橋歩さんもお茶の時間に関してエッセイで同じことをおっしゃっています。
それは大橋さんが数人のお友達とお茶を飲んでいたときのことだそうです。そのうちの一人が「私がこんなに一生懸命やっているのに主人は何もやらない」「家族は私に感謝しない」「一日忙しくて休むひまもない」という愚痴を言い始めたそうです。
そのとき大橋さんは「ご主人はあなたにお茶の時間もくれないの?」と聞いたそうです。その人は「そんなことないけど。でもね。」と愚痴を言いつづけたそうなのですが「忙しいときほどお茶の時間は大切」と大橋さんは言葉を結んでいました。
確かに忙しいときはひがみっぽくなっています。だからこそ「自分にやさしくしよう」と有元さんも大橋さんもいいたかったに違いありません。
私もたった一人のお茶の時間を大事にしています。
コメント
I value the article post.Really looking forward to read more. Really Cool.