先日、HOYAのアウトレットに行ってきました。何年か前に草津に旅行に行く際、ここを見つけて以来、年に2回は行っていると思います。
実は以前、デパートで結婚のお祝いにもらった商品券でHOYAのグラスを買ったのですが1個6000円を5個3万円で買ったことがあったのです。その同じグラスが6個で12000円だったのにショックを受けてB級品でもいいよねといってここにくるようになりました。
でも本命はここのクリスタル祭りの別館のB級品ではない福袋が目当てです。1万円で3万~5万円のHOYA製品が入っています。
家の食器は結婚する時、夫の実家からもらった食器を中心に使いまわしてきましたが7年ほどたってだいぶ数が減ってきたのでその補充も兼ねています。といっても自分で買う食器にはこだわりがあってできるだけ良い食器で食べたいと思っているのではるばるここを訪れるのです。
夫は仕事の都合で出張が多く、家のご飯を食べたがるのでどうしても「おうちごはん」が多くなってしまいます。できるだけ良い食器で食べたいという要求は私達のささやかな贅沢なのです。
また子どもにはできるだけ本物を与えたいという教育上の意味もあります。昔、骨董の世界では丁稚奉公のときから本物だけをみせる教育をしたそうです。なぜなら本物ばかりみていると自然に偽者がわかるからだそうなのですが我が家でもそれを少しまねています。
食器が減ってしまった原因は子どもに大人用の食器を与え、使いまわしてきたからですがプラスチックではなく本物を小さくても与えたいと思いました。壊されても覚悟の上でした。
食器は割れてしまうこと、割れたら危ないということを身をもって体験させるのも大事なことだと思ったし、壊れるゆえ「大切にしなければいけないよ」ということを子どもには教えてきたつもりです。
私の母はお客さん用と家族用の食器を分けていてお客さん用のものを使おうとしようものならば罵声が飛んできました。でも年に何回も使わないお客さん用の食器は埃をかぶっていたし、食器棚の一番良い場所を占めていました。子どもながらにそのことがとても不思議でした。食器は使うためにあるのにと思ったものです。
だから我が家ではお客さん用も家族用も分けていません。子どもにも良い食器やグラスを使わせますし、私達も普段から頻繁に使っています。良い食器は口当たりがなめらかでグラスも薄くて飲みやすく心も満ち足りた気分になります。
例えば↓
HOYA ホヤ VIGOLASS ビゴラス リムレス ロックグラス KRT087S(包装不可)
実はHOYAの2ヶ月前にもノリタケのアウトレットにいって食器を買い足したのですがとても使いやすいし、家族みんなで気に入って使っています。
またこれ以外にも年に何回か益子や笠間焼の陶器市に行って食器を買って楽しんでいます。作家さんと直接お話できるのはとても勉強になるし、食器を使うときその人の顔が浮かんできて大事にしようと思うのです。
将来は日本国内はもとより、ベトナムや韓国、中国などの陶器を巡る旅をしたいねと夫と話しています。
いずれ食器棚はブルーと白で統一したいと思っています。伊万里や白磁、国は違えど色をそろえることでまとまりが出ると思うし、料理も映えると考えています。
でも同時に料理の腕も磨かなきゃいけませんね。
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