本記事では本記事では毒親育ちから回復するために
必要な事柄【アディクション】について
毒親育ち50年以上の私がお伝えします。
私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが
毒親育ちにかなり苦しめられました。
今回の機能不全家族を心に留めて
一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに
アディクションから回復することが可能になります。
最後まで読んでみてくださいね。
アディクションとは?
アダルト・チルドレンとは、
本来あるべきはずの安心や安全を
欠いた家庭で育ちました。
その結果、本来そこで得るべき
はずの関心をもらい損ない、
そのときの傷を抱えたまま
大人になった子どもたちです。
その子どもたちが大人に
なったとき、自分でも原因が
わからない生きづらさを
抱えるようになりました。
いつもなんとなく空虚な感じが
したり、自分は他人とは決定的に
異なるという感覚を抱くようになります。
心に穴が空いたままの状態で
生きていくことはとても
苦しいことです。
アダルトチルドレンの心の穴とは、
本来そこを満たしてくれるはずだった
「ありのままの自分を愛する心」や
「人を信じる心」が得られずに
生まれた空虚な部分です。
この心の穴は、自分でも
原因の分からない渇きを
もたらします。
この渇きを癒すための無意識の
代償行為がアディクションです。
人間は水がなければ生きてはいけません。
たとえその水が濁っていても
不純であっても渇きを癒し
生きていくためにはその水を
飲むしかありません。
その濁って不純な水が
アディクションという
悪習慣です。
自分が本質的に何を求めて
いるのかも分からないまま、
その渇きからアディクション
という悪習慣に走ります。
その結果、さらに生きづらさを
招いてしまいます。
アディクションとは、心の穴を
埋めるために行う代償行為に過ぎません。
いくら別の欲求にすり替えた
ところで心の穴は満たされる
ことはないのです。
アディクションに至る過程
アディクションは、心の病気でも
身体の病気でもなく、動の問題
(不適応行動)です。
心や身体の問題と異なり、
行動の問題は他者の目に
直接映るため、とかく「人格の問題」
(甘え、意志の弱さなど)
として捉えられる傾向にあります。
ではどのような過程を経て
アディクションに至るのでしょうか?
生育歴の初期に拒絶体験や過保護、
早すぎる自立、緊張状態などを体験し、
過度の依存欲求、過度の愛着欲求が
育っていきます。
そのために人生の中で何度も
拒絶感、拒絶体験を味わい、
自分の存在に対する不安が
目覚めていきます。
その反動として誇大的思考に陥り、
更に人間関係において失敗を重ねていく。
そして自責の念、罪悪感、寂しさ、
怒りなどに満ちた人生となり、
それから逃れるために酔いを
求めていき嗜癖行動が発展していきます。
このメカニズムで語られている内容は、
アダルトチルドレンが育った環境そのものです。
アダルトチルドレン当事者が依存行動を
とる理由がここにあります。
アディクションの分類と種類と特徴
肝臓を壊しても酒がやめられない、
借金が膨らんでもギャンブルがやめられない、
愛する妻や子を罵るが
自分を止められないといった
「わかっちゃいるけどやめられない」状態が
アディクションです。
ACは心の穴を埋めるために、
しばしば何かに没頭します。
そして、そこから抜けられなく
なることがあります。
こうした不健康な習慣を
「アディクション」といいます。
アディクションの分類
1.物質嗜癖(しへき)・・・アルコールや薬物など「物」への依存
2.過程嗜癖・・・ギャンブルなど「行為」への依存
3.人間関係嗜癖・・・特定の相手との「関係」への依存
この3パターン全てに依存という
言葉が含まれています。
アディクションとは、依存そのもので
あると言い換えることができます。
アディクションの種類
・物質嗜癖
アルコール依存、薬物依存、摂食障害、
ニコチン依存、虐待、DV、ひきこもり、摂食障など
・過程嗜癖
ギャンブル依存、買い物依存、借金癖、自傷癖、
セックス依存、虐待、DV、ひきこもり、摂食障など
・人間関係嗜癖
共存性(他人が自己の存在証明としてある人間関係)
アダルトチルドレン・シンドローム―自己発見と回復のためのステップ
アディクションの特徴
・のめり込むことで気分が大きく変化すること
・習慣化しエスカレートしていくこと
・意志のコントロールがきかないこと
・自分にとって不利な結果が出ていてもやめられない
アルコール依存やギャンブル依存は
有名ですが他にも恋愛依存症と
いうものもあります。
たいていの人は恋愛を経験します。
それはもちろん普通の感情であり、
普通の行為です。
でも、のめりこみすぎたり、
すがりつきすぎたり、
とらわれすぎたりといった状態に陥り、
苦しくなってしまう人もいます。
こういった嗜癖はその背景に
ある心の問題にとりくんで
いかなくては完治しないのです。
「恋愛依存症」とは、理解しにくいですが
嗜癖の一種で病で心の病気なのです。
アダルトチルドレンがアディクションに
はまりやすいのは、
それが自分の苦しさやむなしさを
一時的に紛らわせてくれるからです。
何かに依存するということは、
日常生活における現実を認めることを拒み、
そこから逃げ出すために
その依存する対象に異常なまでに
執着する快楽を見いだしており、
その快楽なしでは生きていくことが
できないという状態です。
アディクションが進行していけば、
必ず自分の人生が破壊することになります。
本人がよくなりたいと思わなければ、
そこから抜け出すことはできないのです。
そして、表面上の嗜癖だけを治そうと
思っても根底にある心の問題を
解決していかなくては、完治しないのです。
まとめ
こうしたアディクションから回復するのは
自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。
いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。
また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。
ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。
そんなときはこちらをおすすめします。
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