私は、アラフォー世代でバブル全盛期に育ちました。
だけど親の経済状態が厳しかったのでその恩恵は受けていません。
たぶん、それが原因のひとつとなって母の不満が私たち兄弟への虐待や言葉の暴力につながっていったのだと今にして思います。
私の家では、虐待は、いつ勃発するかわからない、日常茶飯事のできごとでした。
たとえば母の機嫌が悪くて私が口答えしたとすると「この文句いいの口っ」といって濡れた手で私の口を思いっきりつねり、私の髪の毛をつかんで部屋をひきずりまわし、私の体を振り回し、手形で私の手足が赤く腫れ上がるくらい、母は私をたたきました。
母が虐待する原因のひとつにたぶんいつも経済的な問題がありました。
母は父に稼ぎが少ないとはいえない。
だから弱い立場の子どもにあたるしかなかった。
母は弱い人間でした。
母もアダルトチルドレンでした。
そしてその根底には、世代間連鎖が隠されていると私は思っています。
母の場合、それは祖父を戦争で亡くしている戦争の後遺症です。
そんな母に対してふだん父は、いつも「だまっていろ」というだけでした。
ときに父もしつけと称して母と参画して一緒に竹刀やふとんたたきで思いっきり、私たちをたたきました。
妹は小学生の頃、よく寝言をいってうるさいと竹刀で何回も夜中にたたかれました。
妹の泣き叫ぶ声。
「まだ泣くか」とどなりちらす父の声。
妹が痛くて泣きたくても泣けなくてうめく声。
地獄絵をみているようでした。
隣で寝ていた私は怖くて怖くて生きた心地がしなくて凍りついて震えていたのを覚えています。
だから親でも安心は、できないという気持ちがいまでもあります。
今考えるとおとなしい父も母には何もいえず、あたるところがなくて自分の怒りが爆発すると
私たちにその気持ちをぶつけていたのでしょう。
父も弱い人間でした。
そして父の場合は、アルコール依存症の曾祖父の影響が隔世で世代間連鎖に大きく関わり、影響しているものと思われます。
いわゆる父もアダルトチルドレンです。
原因はともあれ、その結果、私は生きづらさを抱えることになりました。
あまりに生きづらいので親が言うように自分が悪いのだと自身を責めていた時期もありました。
結婚して子どもを持つようになってネットでアダルトチルドレンのことを知った私はショックとともに重たい荷がおりたような気持ちでした。
生きづらいのは私の性格のせいじゃなかったんだと。
アダルトチルドレンの癒しには、時間がかかるといわれています。
また、一生自分自身をケアし続けていけないともいわれています。
スピリチュアル的にいうとそれがアダルトチルドレンとして生まれた、私の課題なのでしょう。
いまも未熟ながら努力し続けています。
そんな私が励まされる本・音楽、アダルトチルドレンに必要な私が学んだ知識などを紹介するのが
このブログです。
以前の私のように生きづらさを感じてここにたどりついたあなたのお役に立てたら
こんなにうれしいことはありません。
ブログを書くことで私のインナーチャイルドも成長していきます。
よろしくお願いします。