本記事では本記事では毒親育ちから回復するために
必要な事柄について毒親育ち50年以上の
私がお伝えします。
私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが
毒親育ちにかなり苦しめられました。
今回のアダルトチルドレンの思い込みを心に留めて
一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに
機能不全家族から回復することが可能になります。
最後まで読んでみてくださいね。
思い込み・恐れ・信念とは
思い込みとは子供の頃から
養育者等の育児態度・接し方から
形成されるものです。
そして、中核的な思い込みとして
親からの影響による「自分は悪い」
「自分は出来ない人間」等、
自分に対する評価基準を
形成する思い込みです。
思い込みを3つの段階に分けると
自分に対する
思い込み、恐れ、信念の3つになります。
自分に対する思い込みとは
子供時に養育者の言葉・態度から
発せられたもの(言語・非言語メツセ-ジ)を
内的規準、自己評価として
意識的・無意識的に取り込んでいます。
したがって自分が自分のことを
どう思っているかについて
養育者の外的基準の取り込みに
基づく思い込みであり、
客観的根拠はまったくないのです。
具体例としては
・親の期待を満たせない
・自分は価値がない
(これは出来ない・あなたはNOと
いう親のメッセ-ジがもと)
・誰も自分を愛してくれない。
恐れ(他者・未来に対する思い込み)とは
生きるうえで恐れている結末です。
誰も自分を認めてくれない、
誰も自分を愛してはくれない、
こんな自分では何ひとつ
いいことも起こらないということです。
自分に対する思いこみからくる
推測に基づく不安、恐れです。
恐れは対人関係に関する不安と
これからの未来に対する不安に
彩られています。
具体例としては
・価値のない自分は
・誰も認めてくれない。
・未来永劫自分は1人ぼっち。
・嫌われたら終わり。
③信念(いかに生きるかの思い込み)とは
生きるうえでの信念です。
~あるべき等が中心です。
人から認めてもらうためには
何事も完璧に頑張るべき、
愛してもらうためには人に
合わすべき等ということです。
推測の恐れが現実のものとなるのを
避けるための信念、
今を生きるための信念です。
具体例としては
・何事も完璧に行い他者から
認めてもらわなければならない。
・自分の存在を受け入れて
欲しいという気持ちが
大変強い。
・他者に嫌われないよう
周囲に合わせるべき。
子供時の養育者の影響が
主観的自己評価、自分に対する
思い込みを形成します。
このように子供時代、親より
あまり愛を感じず淋しい思いを
抱いて育った人は、
今後生きることへの
恐れと不安が推測されます。
そして、その恐れと不安が
現実のものとならないようにします。
そのために生きるための信念、
生きるための思い込みが
必要になってきます。
生きづらさの原因
では、私たちの生きづらさの
原因となるのは思い込みの
3段階のうち、
どの段階なのでしょうか。
今の私たちの行動態度の
基となるのは信念です。
しかし、信念の基には恐れがあり、
恐れの基には、
主観的自己評価があるのです。
したがって、最も基底にある
主観的自己評価・自分に対する
思い込みが生き辛さの原因に
なっていると思われます。
しかし、信念、恐れ、
自分に対する思いこみに
まったく客観的根拠がありません。
それは子供時養育者の価値基準、
判断、態度、接し方等、
親のメッセ-ジを
無批判、無自覚に取り込んで
しまったものです。
そこには、そう思い込むだけの
客観的な根拠はないのです。
したがって3段階の思い込みの
根拠は何か?本当にそうなのか?
客観的に考えたらどうなのか?
養育者の影響がある様々の思い込みを
洗い出し、非論理的な思い込みを
追い出し、客観的な生きやすいものに
変えていく必要があります。
アダルトチルドレンだけでなく、
様々な人が様々な自分に対する
思い込み、恐れ、信念を持って
います。
しかし、アダルトチルドレンは
客観的根拠のない、思い込みに
縛られて生きている度合いが
強いようです。
それだけ機能不全家族の影響が
大きいということなのです。
行動、態度、思考とは
そして、この信念・思い込みと
密接に結びついているのが自動反応です。
自動反応とは意識して
いないにもかかわらず、
なぜか取ってしまう
行動、態度、思考のことです。
何かを瞬間的に感じ、
体や感覚が反応をしたら
深呼吸をして何に対して
自分は反応しているのか。
そう反応する判断根拠は
妥当なものか。
他に見方はないか。
自分を落ち着かせて
それでも不安な場合、
不安材料を紙に書き出してみます。
客観的に物事見るように
するといいかもしれません。
まとめ
こうした「アダルトチルドレンの思い込み」
から回復するのは、自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。
いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。
また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。
ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。
そんなときはこちらをおすすめします。
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