本記事では本記事ではアダルトチルドレン
から回復するために必要な事柄について
毒親育ち50年以上の私がお伝えします。
私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが
毒親育ちにかなり苦しめられました。
今回のアダルトチルドレンを心に留めて
一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに
アダルトチルドレンから回復することが可能になります。
最後まで読んでみてくださいね。
大人になったアダルトチルドレン【私の体験談】
最近、子ども時代の夢をよく見る。その夢も以前
のようにおびえて泣いたり、怒っている私自身で
はない。
大人の私が客観的にその場面を見ているという夢
なのだ。グリーフワークが進んできたので少し進
歩したのかもと思っている。
第三者的にそうした場面をみていると親のそのと
きの感情も同時にわかる。
でもこの混沌とした感情をどうしたらいいのか今
の私にはわからない。
実際の両親に対してもどうやって境界を引いたら
いいのか、いまでも迷ってしまうところがあるの
も事実。
いまは距離をおくようにして実家には近づかない
ようにしている。
でも私の意図と関係なく、親はのべつまくなしに
まくしたてる。
介護の問題、跡継ぎ問題、墓守のことなどを親は
自分の感情のまま、私にぶつけてくる。
「私には関係ないよ」何度もそういっているのに。
先が見えないトンネルの中を歩いているような感
じがしている。
アダルトチルドレンとは
アダルトチルドレンとは、私のように子どもの頃に
「家庭トラウマ」によって傷ついた大人になった人
のことです。
よく誤解されますが決して「大人になっても心が
子どものままで大人になりきってない」という意
味ではありません。
家庭内トラウマとは、本来、子どもに愛情を注ぎ
子どもを守る立場にある両親がその役割をきちん
と果たさないと子どもは心に傷を負います。
病気ではありませんがトラウマである以上、人か
ら客観的に判断されるものではなく、自分が「も
しかしてアダルトチルドレンなのかもしれない」
と自覚した時点でその人はACです。
ACには機能不全の家庭の中での役割というものが
あります。
アダルトチルドレンの5つの役割
家族の緊張した関係の中で子ども達はありのまま
の自分をだすことをおそれるようになります。
「自分はここにいてよいのだろうか」と不安を感
じ、家族の中に居場所を見つけるために小さいと
きから周囲の状況に合わせた役割を演じることを
覚えます。
ヒーロー、スーパーチャイルド(優等生、家族の誇り)
「優秀ないい子」「しっかりした子」でいること
で何とか評価されようとがんばります。いわば、
家族の期待を一身に背負った役割。家庭でも学校
でも何もかも完璧にこなそうと必死です。
けれど、目標を達成すれば「もっともっと」と親
に期待されます。努力には限りがありません。
本当は疲れていて、休みたい。ほっと一息つきた
い。無邪気に遊びたい。けれど、立ち止まること
をおそれ、間違うことをおそれています。
走ることをやめたら、自分の価値は誰も認めてく
れないと思っているから。
スケープゴート(問題児、いけにえ)
家の中でも学校でも、何かとトラブルを起こしま
す。攻撃的に振る舞うことで自分の存在を主張。
実はそうすることで家庭の中に元々あったも問題
からみんなの目をそらす役割もしています。
「みんなあの子が悪い」「頭の痛いのはすべてあ
の子のせい」でも実は、とても傷ついています。
自分のことは誰も解ってくれないし、家にいても
ちっともおもしろくないことばかりだから。
それでも「さみしい」「悲しい」「助けて」とは
言えないのです。
自分でもなんだかよくわからないまま、もやもや
した感情をすべて怒りや破壊的な行動で表してし
まうのです。
ロスト・チャイルド(いないふり、忘れられた子、仲間はずれ)
ほめられるわけでもなく、問題を起こすわけでも
なく、目立たないおとなしい子ども。家でも学校
でもつい存在を忘れられたりします。
すみっこでそっと息をひそめていることで緊張し
た家族関係から傷つけられることから自分を守り、
自分だけの空間を何とか確保しているのです。
周囲はおとなしくて面倒をかけない子、放ってお
いてもいい子、と考えています。
けれど、自分では「私はどうでもいい存在なので
は?」と感じていて孤独の中にいます。
誰かとつながりたいけど自分の殻の中から抜け出
すのが恐いのです。
クラウン、マスコット、ファミリーペット(道化師、甘えっ子)
おどけた態度やかわいいしぐさで家族の緊張を和
らげ、場をなごませる役割。みんなに笑ってもら
おうといつも気を配っています。
周囲がとげとげした雰囲気になったり、しらけた
りすると、とても不安になります。
真剣なことでも冗談にまぎらす、あるいは対等に
向かい合わずに甘えた態度をとったり幼稚なフリ
をします。
自分のつらさをはっきり表すことができず、誰か
の目をはっきりみて話をすることが苦手。
ケアテイカー、プラケイター(お世話焼き、なだめ役)
何かとトラブルの多い家庭の中で小さいときから
親の面倒を見たり、親が起こした問題の後始末を
したり、愚痴や相談を聞いたり、カウンセラーの
ような役割を演じます。
妹や弟の保護者役にもなったりします。自分のこ
とはいつも後回しでひたすら周囲の役に立とうと
するのです。
他人の痛みを自分の痛みのように感じ、困ってい
る人がいると放っておけません。学校でもいつも
周囲を調整し、困っている友達の世話係。
ほかの人のために一生懸命になっているときは自
分の気持ちも充実しているのですが「あなたはど
うしたいのか」と聞かれると頭が真っ白になって
しまいます。
自分の感情や自分のしたいことがよくわからない
のです。
どの役の子どもも「これで十分だ。よくやった」
とは言ってもらえません。
いくらやっても家族の問題は依然として存在し、
同じ幕をくり返し続けるからです。
子ども達は「まだ自分はOKでない」と感じ、も
っともっとと駆り立てられるのです。
アダルトチルドレンは生きづらいのでそれを回復
することが必要になってきます。
それにはまず、自分の育った家庭以外の「安全な
場所」を確保することが大切です。
まとめ
こうしたアダルトチルドレンから回復するのは
自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。
いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。
また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。
ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。
そんなときはこちらをおすすめします。
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