本記事では本記事では毒親育ちから回復する
ために必要な事柄【恥の外聞】について
毒親育ち50年以上の私がお伝えします。
私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育
てしましたが毒親育ちにかなり苦しめられ
ました。
今回の機能不全家族を心に留めて一歩踏み
出せばあなたはよけいな回り道をせずに機
能不全家族から回復することが可能になり
ます。
最後まで読んでみてくださいね。
親のせいで恥をかく
毒親から受けた私たちの心の傷の原因は、親からの
暴力、無視、期待の押し付け、親からの依存など
様々あります。
暴力、無視、期待の押し付け、親からの依存など
様々あります。
そのなかで親のために恥をかくということも含ま
れます。親のせいで恥をかく場合は次の2通りに
分かれます。
れます。親のせいで恥をかく場合は次の2通りに
分かれます。
①第3者が親子の間の行為(親が子に接する態度)
で子供が恥をかく場合。
で子供が恥をかく場合。
②親の押し付けによる子供だけの状態状況で第3
者から笑われた、バカにされた、嫌な気持ちにな
ったと感じ、恥をかく場合。
者から笑われた、バカにされた、嫌な気持ちにな
ったと感じ、恥をかく場合。
他の心の傷が親と子だけで生じるのに対して恥に
よる心の傷は第3者から見られた自分、親と子以
外の他者が関わり合うのです。
よる心の傷は第3者から見られた自分、親と子以
外の他者が関わり合うのです。
恥による心の傷には主に4つのパターン
1 親の振る舞いから恥をかく
例えば、親が人前で子どもを叱るということなど
があります。
があります。
当然周囲はそれを見ていますので子供は親によっ
て自分は恥をかかされたと感じます。
て自分は恥をかかされたと感じます。
親は子供を思うというより、自分の気持ち、感情、
価値が優先しています。
価値が優先しています。
親がいかに振る舞うと子供は傷つくか、恥をかく
か等の思いやりがかけているのです。
か等の思いやりがかけているのです。
2 親の存在から恥をかく
ずっと家で一日中アルコ-ルを飲んでいる親。
子供はアル中の親が恥ずかしく友達を家に呼ぶと
恥をかきます。
恥をかきます。
また、家に呼ばないと友達を失うかもしれません。
アル中の親を持った子供の悲劇です。
家を片付けない親。子供は友達を家に呼んだら汚
い光景を見せてしまうと恐れ、また呼べば実際に
恥をかいてしまいます。
い光景を見せてしまうと恐れ、また呼べば実際に
恥をかいてしまいます。
親の存在そのものが恥であり、その恥は慢性的に
続きます。そしてその恥と一緒に暮らすのは大変
苦痛です。
続きます。そしてその恥と一緒に暮らすのは大変
苦痛です。
3 親の価値観の押し付け・親の期待の押し付け
親が子供の人生に勝手な期待を抱き、子供にした
くもない習い事をさせて親の強制のために失敗し
て恥をかくのです。
くもない習い事をさせて親の強制のために失敗し
て恥をかくのです。
4 親から罰を与えられ恥をかく
親が子供が意に沿わないと罰を与える行動から恥
をかく場合です。
をかく場合です。
親が子供に罰を与える行動としては、叱る、叩く、
食事を与えない等、2者間のみで終わる場合もあ
りますが、髪の毛を短く刈り取る(子供は学校で
恥をかきます)、近所に言いふらす等、自分の意
に沿わない罰を与えますと子供にとっては屈辱感
と恥以外残りません。
食事を与えない等、2者間のみで終わる場合もあ
りますが、髪の毛を短く刈り取る(子供は学校で
恥をかきます)、近所に言いふらす等、自分の意
に沿わない罰を与えますと子供にとっては屈辱感
と恥以外残りません。
自分は価値のない人間だから消えてしまいたい
親の罰の弊害としてアダルトチルドレンは周囲の
目を気にしておどおどしたり、自分がどう見られ
ているのだろうと、他者の視線を意識してしまい
ます。
目を気にしておどおどしたり、自分がどう見られ
ているのだろうと、他者の視線を意識してしまい
ます。
大人の私たちでも何かをして失敗すると多少なり
とも恥かしさを感じます。
とも恥かしさを感じます。
したがって、恥をかかないようにと、屈辱を避け
るために努力することが出来ます。
るために努力することが出来ます。
しかし、親の行為、存在からくる恥はふせぎよう
がないのです。
がないのです。
防ぎようもない恥と屈辱感に襲われる子供たちは、
それを受け入れ耐えるしかなく、感情を抑圧して
いきます。
それを受け入れ耐えるしかなく、感情を抑圧して
いきます。
また、わけも分からない恥により、自分は恥ずか
しい人間と思い込むようになります。
しい人間と思い込むようになります。
そして社会生活をしていても相手の目を見て話せ
なくなり、自分は価値のない人間だから消えてし
まいたいという衝動にかられるのです。
なくなり、自分は価値のない人間だから消えてし
まいたいという衝動にかられるのです。
これがアダルトチルドレンの傾向でいう恥の外聞
です。
です。
いずれにせよ、親が子供に恥をかかせるようなこ
とは、あってはならないのです。
とは、あってはならないのです。
子供時代の恥ずかしい思い【私の体験談】
私の母は、よく親戚や他人に私たち姉妹につい
ての不満やグチを振りまいていました。
ての不満やグチを振りまいていました。
それも本人を目の前にして。
だから私たちはいつも恥ずかしい思いをさせら
れていました。
れていました。
たとえば「この子はもう高校なのに未だに料理
も出来ないの、恥ずかしいわ、情けないわ」と
いうように。
も出来ないの、恥ずかしいわ、情けないわ」と
いうように。
すると、相手は返す言葉もなく、しかたなしに
「○○○さん、これからですよ」と母に言います。
「○○○さん、これからですよ」と母に言います。
高校生の娘を前にして母親が「恥ずかしいわ、情
けないわ」と貶めるのです。
けないわ」と貶めるのです。
一体他人に何を伝えたかったのでしょうか?
私たちは、それがはじまるといつも嫌な気持ちで
我慢して座っているのか、または感情を閉鎖して
何も感じまいとするしか、なすすべがありません
でした。
我慢して座っているのか、または感情を閉鎖して
何も感じまいとするしか、なすすべがありません
でした。
つまり母の暴言に耐え、自分を抑圧するしかなか
ったのです。
ったのです。
普通健全な精神の持ち主の高校生なら、母親の態
度に怒りを表すでしょう。
度に怒りを表すでしょう。
でも、私たちにはできなかったのです。
なぜなら日常的に虐待されていたので反抗などし
ようものなら母に恥をかかせたということで家に
帰ってから痛めつけられるのがわかっていたから
です。
ようものなら母に恥をかかせたということで家に
帰ってから痛めつけられるのがわかっていたから
です。
私の母は典型的な子供の生きる力を奪うタイプの
親でした。
親でした。
いつも自分の気に入るように子どもをコントロー
ルし、日々干渉して、私たちを縛り付けていまし
た。
ルし、日々干渉して、私たちを縛り付けていまし
た。
私たちが母のわくの外に出ようものなら、脅され、
暴力を振るい、暴言を吐き、肉体的にも精神的に
も縛り付けられ、がんじがらめにされました。
暴力を振るい、暴言を吐き、肉体的にも精神的に
も縛り付けられ、がんじがらめにされました。
コントロールされ、生きる力を奪われた子供は、
大人になったとき、社会生活をするうえで自己
表現等に難しさを感じて生きています。
大人になったとき、社会生活をするうえで自己
表現等に難しさを感じて生きています。
確かに私たち姉妹は、その結果、社会に出て大
変困る場面が多々ありました。
変困る場面が多々ありました。
そしていまでも生きづらさを感じています。
さて、この問題の本質は何でしょうか?
それは親が子供に対して日々コントロールし、
干渉等を行うということです。
干渉等を行うということです。
その結果子供が自己を抑圧して、他者との交わ
りの希薄さから自分を表現するスキルがつかず、
りの希薄さから自分を表現するスキルがつかず、
自己表現の仕方が分からず、社会において、自
分を表現することに恐れを感じるのです。
分を表現することに恐れを感じるのです。
人間関係を築くためには、自分を打ち出す自己
表現が必要です。
表現が必要です。
自分を抑圧して自分を守るために自らの殻に閉
じこもった状態では、人と結びつくことが出来ず、
そこから学ぶ社会性も身につかなくなります。
じこもった状態では、人と結びつくことが出来ず、
そこから学ぶ社会性も身につかなくなります。
親は子供を育てます。
そして、生きる力、知恵を子供に伝えます。
しかし、親のタイプによっては子供から生きる力
を奪い、生きる知恵を授けることはありません。
を奪い、生きる知恵を授けることはありません。
生きる知恵とは社会で生きるための知恵です。
過干渉な親から自己を抑圧するという、自己
防衛の手段を学ぶことではないのです。
防衛の手段を学ぶことではないのです。
そして母は娘が料理も出来ないとなじってい
ますが、結論いうと「料理もできない娘に育
てたのは誰?」ということです。
てたのは誰?」ということです。
母が私たちに投げつけた言葉のほんの少しを
取り上げてみます。
取り上げてみます。
「この材料は使ってはだめだったのに」
「このフライパンはお母さんがせっかく時間
をかけてならしたものなのにダメにした」
をかけてならしたものなのにダメにした」
「こんなまずい料理食べたくない」
「盛りつけが下手で食べる気がしない」など。
私たち姉妹が萎縮して台所に立てなくなる理由が
そこにはありました。
そこにはありました。
したがって娘が情けないのではなく、自分が情け
ないと思う子供を育てた、自分の子育てが一番情
けないのです。
ないと思う子供を育てた、自分の子育てが一番情
けないのです。
そういう娘をつくったのは自分自身であるという
認識が必要でした。
認識が必要でした。
まとめ
いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。
また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。
ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。
そんなときはこちらをおすすめします。
過去の鎖をはずし、自由になるために。
過去から逃げずに幸せになる方法
↓
アダルトチルドレン改善マニュアル完全版
コメント