アダルトチルドレンの人間関係がつらい原因と注意点【解決策】

毒親育ち

本記事では本記事ではアダルトチルドレン

から回復するために必要な事柄【境界の混乱】について

毒親育ち50年以上の私がお伝えします。

私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが

毒親育ちにかなり苦しめられました。

今回のアダルトチルドレン問題を心に留めて

一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに

アダルトチルドレンから回復することが可能になります。

最後まで読んでみてくださいね。

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アダルトチルドレンの問題

アダルトチルドレンの問題で人間関係が辛いひと
つの原因は、親の育児態度による支配性であると
思います。
 
子供を自分の都合のいいように合わせて支配しよ
うとする姿勢です。
 
自分の気持ちの変化や、気まぐれで子供を叩く、
罵倒する親。
 
これらの親はその未熟な人格からこのように振
る舞います。抑制が効かないのです。
 
だからといって悪気はない「しつけだ」と言い
訳されても納得出来るものではありません。
理不尽です。
 
では、親がまったく意識していない支配性とは
どのようなものでしょうか。
 
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1 過剰な愛による支配

 

① 自分のテリトリーから出ないように自分の
    目の届く範囲内に子供を置いておききたい。
② 子供に多くのものを与える。そして親自身
  が喜ぶ。
③ やたら心配症。
④ 子供のすべきことをしてしまう。
 
親の過剰な愛は子どもにとって大切に接して
もらい、楽です。
 
でも、大人になるにつれしんどくなり、大変
なことになるのです。
 
3歳児位までの子供は皆親のテリトリーで暮
らしています。
 
やがて興味本位から徐々に外の世界に目が向
き、冒険を始めます。
 
冒険をすることから得られるものは、自分は
親から離れても好きに出来るという自己効力
感です。
 
当然これは自己信頼感と対をなすものです。
 
ですから、冒険をすることもなく、親のテリ
トリー内に留まることを余儀なくさせられた
子供は、自己信頼感の獲得につまづくことに
なるのです。
 
そして自分の好きにさせてもらえないという、
ストレスを感じることもあるでしょうし、こ
のことに対して無力感を抱くかもしれません。
 
また、親が何でもかんかでもしてしまうので
この点からも子供は自分から積極的に動くこ
とをしなくなります。
 
親が何でもかんでもするということは、常に
子供は受身の状態だからです。
 
何も行動することなく、考えることもなく、
待ちの状態でいることになります。
 
当然、行動することから得られる自己信頼感
は獲得出来ません。
 
更に、常に受身で自分の満足を満たしてもら
っているので自己表現することも控えめです。
 
いずれにせよ内心は自分の好きなことをさせ
てもらえない、苛立ちから怒りに満ちている
のです。
 
そして、いつでも待ちの状態で要求表現する
こともなく、その要求が周囲に理解してもら
えず、自分の要求の満足を満たしてもらえな
かった時は激しい怒りと失望を感じます。
 
受動攻撃性です。
 
こうした子供や大人は円滑な人間関係を築け
るのでしょうか。
 
自己表現も出来ず、自分の欲求を抑えてじっ
としている。
 
さらに本当は自分が何がしたいのか、自己欲
求そのものも分からなくなり、無力感を感じ
ることになります。
 
自己表現が出来ない、もしくはそのスキルを
獲得していないので周囲の人間からは理解し
てもらえず、人間関係も辛いものになるかも
しれません。
 
親の過剰な愛情は、子供が本来自分で行動す
ること、要求を自身で満たすパワー(動くこ
と、表現すること)を奪います。
 
そして、人間関係形成においては大きな阻害
要因となるのです。
 

境界の混乱に注意する【私の体験談】

こうしたアダルトチルドレンにとって自分で
自分を癒すというのはとても大切なことだと
思います。

それは自助グループでの失敗から私が痛感した
ことでもある。

自分を大切にできないのに相手に配慮したり、
思いやりを持つことなんて余裕なくてできない
んだなというのも感じた。

もっと厳密にいうと自分自身が縛られているか
らそうしたくてもできない。

それは自分を大切にするっていうのもよくわか
らないからそのことにさえ、気が付かなかった。

でもインナーチャイルドはずっと叫んでいたん
だよ。「私をここから出して。誰か助けて!」
って。

で自助グループの人が助けてくれようとしたん
だけどその人も限界だったんだね。

いきなり手を離された。

でもね、それって私は何が起こったのかよくわ
からないまま、いきなり突き放され、たからす
ごいショックだった。

その人が限界だと思った時点で手を離してくれ
ればまだよかった。

でも私は知らず知らずにその人に自分の境界の
侵入を許してしまったので自分の身体をコント
ロールできないほど体調を崩すことになった。

その人に悪気があったわけではないと思う。あ
るときまで一生懸命やってくれて得たものもあ
るし、感謝もしている。

でもね、結果はどうあれ、人に自分の境界はき
ちんと言うべきだったなと思った。

ただ、私は特にアダルトチルドレンのなかでも
境界の混乱がひどいようなのでその時はそのこ
と自体どういうことなのかよくわからなかった。

けれど、そのひとのおかげで自分がいかに縛ら
れていたかということに気がつけたし、自分を
癒すのは自分自身しかいないと確信が持てた。

アダルトチルドレン同士だと境界の混乱がおこ
るから注意しなければいけないということを学
んだのです。

相手の問題を背負い込んだり、相手の境界に侵
入する可能性があるということです。

そういえば中島みゆきの「宙船」にも「自分
のオールを人にまかせるな」って歌がありま
した。

【参考】境界のゆがみや混乱とは?

まとめ

こうしたアダルトチルドレンから回復するのは
自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。

いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。

また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。

ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。

そんなときはこちらをおすすめします。
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