最近、なるべく人の集まりには出ないようにしています。特に幼稚園はお母さんたちだけの集まりが多いのですが、どうしても行かなければいけない事情を除いては、遠慮させてもらっています。 それは私がいま、グリーフワークを進めている関係上、とても傷つきやすくなっているからです。
日記を書いたあと、自分の中で消化されたものに関しては「そうだったなあ」と確認できます。これはもう、心の傷がかさぶたになっている状態です。 対して、傷ついて取り残された感情が残っていた場合には、自然にほほを涙が伝ってきます。そうした場合、以前の私だったら「泣いたらダメだ」と自分を叱咤激励して、その感情を押さえ込んでいました。 でも今は、恥ずかしいけれど感情にまかせて泣くことにしています。すると、胸につかえていたものがスッとなくなるのがわかるのです。
難しいのは、すぐに泣けないときです。気持ちもイライラするし、胸のあたりは苦しいし、泣けるまでの過程が結構大変だったりします。それだけ心に蓋をして、嘆きがぎゅうぎゅうに詰まっていたんだろうなと思います。
泣くときはこっそり布団で泣くこともあれば、子どもを捕まえて一緒にいてもらうこともあります。上の子は最近、なんとなく事情がわかるようで、抱っこしながら黙って私の背中をポンポン叩いてくれます。下の子は一緒にわあわあ泣きます。
ただ、この泣くまでの時間が結構つらいのです。子どもたちはそんな事情なんてわからないから、「ママ、おなかすいた」「のどかわいた」「ねむいよお」「絵本読んで」と、いろいろ要求してきます。こうしたときに、私はパニックになってしまうのです。 また、おもちゃや食べたものをちらかしたままというのも、気になってしょうがありません。以前はここでかなり大声で怒ったりしていましたが、最近は「しつけによくない」と思いつつもそのままにしたり、余裕があるときは穏やかに言って聞かせるようにしています。
このバランスがうまく取れなくて右往左往しているというのが、今の状態です。でも、「なにもかもうまくなんてできない」と、最近は割り切るようにしています。家の中がぐちゃぐちゃでも、子どもにとってお母さんが怒らないほうがいいと思うから。
心を閉ざすということ。赤ちゃんの頃の記憶
赤ちゃんが泣いているにもかかわらず、そのまま放置を続けると、あるときから赤ちゃんは泣かなくなります。 親にとっては手がかからなくなり好都合だし、「おとなしくていい子ね」などと思うかもしれませんが、赤ちゃんにとっては危険な兆候の現れです。
私は赤ちゃんのとき、まさにこのような状態だったといえます。 なぜそれがわかるかというと、妹は股関節脱臼だったので手がかかって大変だったけれど、「あんたはほっておいてもよく寝る子だったからラクだった」と母が言っていたからです。
泣かなくなった赤ちゃんをよく見ると、無表情になっていることに気がつくと思います。 これは何を意味しているかといえば、「外の世界とのコミュニケーションを閉ざした」ということです。 大人だって「助けて!助けて!」と叫んで誰も助けに来てくれなかったら、いずれは叫ぶことを止めると思います。そしてこのときに、心を閉ざすのではないでしょうか。 さらに、周囲に人がいたにもかかわらず誰も助けてくれなかったのなら、強い怒りも感じるはずです。
私は、赤ちゃんの時からそうだったといえます。子ども時代もずっと誰にも助けを求められなかったからこそ、今の職場で「無表情で反応がない」といらだちを込めて同僚に言われたりもしました。大人になっても、こうした影響はずっと残るものなのだと思います。
第三者の援助と、回復への第一歩
赤ちゃんも、外に助けを求めることが無駄であると感じるとその行為をやめ、周囲は自分の事を受け入れてくれないんだという悲しみや怒りの感情を心の奥にしまい込んでしまいます。 ただ、こうした状態はかなり深刻なものです。
赤ちゃんが無表情になったと感じたら、できるだけスキンシップを図る必要があります。もし、親がなんらかの原因で赤ちゃんとのスキンシップが図れない精神状態にあるときには、第三者の援助を求めることが大切です。 しかし、機能不全家族のアダルトチルドレンには、なかなか身内や身近に適切な援助者がいないというのが現状です。
こんなときこそ、適切な援助のできるプロに相談することが必要です。 プロは「親失格ね」などという感情を持つことなく、親身になって援助してくれることと思います。こうした適切な援助があれば、親も精神的負担なく問題解決に向けて取り組んでいけるでしょう。
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心理カウンセラーは、ただ理解してくれるだけでなく、回復への手助けもしてくれます。 心理カウンセラーはいつもそばにいて、状況に応じてその人にとって適切な対応をしてくれますので、回復が早いのです。
いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を見つけることが大切です。それが、本当の意味での回復への第一歩になります。
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