本記事では本記事では毒親育ちから回復するために
必要な事柄について毒親育ち50年以上の
私がお伝えします。
私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが
毒親育ちにかなり苦しめられました。
今回のアダルトチルドレンの世代間連鎖を心に留めて
一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに
機能不全家族から回復することが可能になります。
最後まで読んでみてくださいね。
親自身の未解決の問題【妹の体験談】
アダルトチルドレンの問題の根底は
親の未解決の問題から生じています。
私の親は虐待をしましたが
いまでは、虐待のテレビをみると
「かわいそうに。私たちにはできないねぇ」
と両親揃って言っていたと
妹がぼやいていました。
それに対して妹が両親に反論すると
「しつけでやった」と堂々と
言ってのけたそうです。
子供が子ども時代、どれだけ堪え忍び、
怯え、傷ついたかさえ、関知しないのです。
そしていまでも生きづらさを
感じているというのに歩み寄りさえ、
ありません。
暴言や未熟な振る舞いで
子供が傷つくとは理解出来ないのです。
スピリチュアル的にいうと
魂の年齢が低いのです。
これもすべて親のまちがった
価値観、親自身の未解決の問題が
背景にあります。
ただ、私たち兄弟は両親の考え方は
変えようと思っていません。
気まずい親子関係でも仕方がないと
あきらめています。
アダルトチルドレンのブログを
読ませていただくと
親の態度や言動のために
自分が問題を抱えて
しまったと直接親を責める
行動に出る方もいらっしゃるようです。
私たちも何度か試みましたが
親は私たちを責めるだけでした。
何の解決の糸口もなくエネルギーを
使っただけでした。
何の問題解決にもならなかったのです。
なぜなら、親の持論からすると
親は親なりに精一杯のことを
してきたと思っています。
たとえ、親のまちがった価値観、
親自身の未解決の問題が背景に
あるとしてもそれを絶対に
認めないからです。
親自身はアダルトチルドレン
という言葉も知らないのです。
ある程度年齢が経ってしまった今、
自身がアダルトチルドレン、
すなわち傷ついた子供時代を過ごし、
その傷を持ったまま大人になった、
または親に認められるために
自分を犠牲にしたその方法で
今も生きている、これらの事実に
ついては認めることはないです。
でないと、自分自身の半生が
一体何であったのか、
強烈な喪失感に捉われることに
なるからです。
親には問題のある考え方や
行動パターンがありますが
結局親自身、その親より
問題のある育てられ方を
されてきました。
アダルトチルドレンの親が
その親から歪んだ育てられ方、
歪んだ価値観を植えつけられました。
それを当然のものと受容して
引き継いでいるのでそれに異論を
唱える子供(アダルトチルドレン)
にいては理解出来ないのです。
言葉を変えると、アダルトチルドレン
の親はその親よりの世代間連鎖に
よって親自身がアダルトチルドレンです。
という理由で親を責めても
何ひとつ得るものがないと
いうことになりました。
彼らにしてみれば当然の考え方、
価値観の基づいて行動している
だけであり、それ以外に方法を
知らないし、それ以外について
学んでいないから。
もう両親に歩み寄るのはあきらめました。
ただ、アダルトチルドレンの
世代間連鎖の流れにくさびを
打ち込み、流れを止める必要が
あります。
私たちが親から伝承した
生き辛さの基である、
価値観、考え方、行動を
子供に伝えないように。
機能不全家族の生きづらさ
私の育った機能不全家族は
父と母がアダルトチルドレン
同士でした。
アダルトチルドレンの夫婦が
子供を産むと子どもがどうも
思ったとおり成長しない。
そんな怒りを親が子どもに
向けると子どもは誰のせいにも
できません。
子どもは勉強ができないのは
自分のせいだ、自分がすべて
悪いんだと思いこんでその思いを
抱いてずっと成長します。
その思いは30,40代になっても
消えないのです。
生まれた当初、親というものは
絶対的な存在であり、
自分にとっては奴隷に
等しい存在でもあります。
必要なものすべてが親の手に
ゆだねられているから。
親と自分が別々の存在ということを
認識できていません。
ところが、徐々に
「それは自分でやりなさい」
と突き放していくのです。
こうして親と自分が別々の存在で
あると認識していきます。
このバランスがうまく保てず、
ずっと自分の支配下におくような
愛情を親が注いだとき、子どもは
親から得られずはずであった
もしくは得たかった愛情を
永遠に求め続けてしまいます。
その失われた愛情を当の親自身から
取り戻すことは現実には難しいことです。
すると世代間連鎖した
アダルトチルドレンは恋人を
親代わりとして失われた愛情を
取り戻そうと恋愛依存症や
アルコール依存症などに陥ったりします。
こうしてアダルトチルドレンの
世代間連鎖はくり返されていくのです。
アダルトチルドレンの場合、不全機能家族が
原因で生づらさを感じています。
現家族である父親や母親はもとより、
夫になるひとも共依存者を選びやすいのです。
ですからこうした場合には、
できるだけ依存症者と距離を
置くことが必要です。
なぜなら共依存者と自分の境界が
なくなりやすいため、
相手の気持ちも自分の気持ちとして
取り込みやすいからです。
ACの問題点を早い段階で医者や専門家、
カウンセラーに相談すればいいのですが
自分だけでなんとかしようとするには
困難を極めます。
ただ、インターネットで
アダルトチルドレン情報を探しだし、
自覚するだけでも共依存から脱出し、
回復される「きっかけ」が
生まれていると思います。
ハッキリ言えるのは、共依存のアタマ、
共依存の価値観でいくら考え込んでも
解決の糸口は見つかりません。
それは、依存症者の考え方、
価値観を中心にして解決を
しようとがんばっているから。
依存症者の考え方、価値観、要求には、
キリがないのです。
そして、それに応えようと
すればするほど泥沼にハマり、
あなたが壊れてしまうのです。
つまり、違う視点が必要です。
家族などの身近な人間関係に起こる
「関係性の病」であるため、
カウンセラーの力が必要なのです。
それが世代間連鎖を断ち切ることが
アダルトチルドレンとしての
責任なのかもしれません。
まとめ
いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。
また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。
ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。
そんなときはこちらをおすすめします。
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