毒親育ちのアダルトチルドレンにみられる性格

毒親育ち

本記事では本記事では毒親育ちから回復するために

必要な事柄【アダルトチルドレンにみられる性格】について

毒親育ち50年以上の私がお伝えします。

私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが

毒親育ちにかなり苦しめられました。

今回の「アダルトチルドレンにみられる性格」を心に留めて

一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに

「アダルトチルドレンにみられる性格」から

回復することが可能になります。

最後まで読んでみてくださいね。

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機能不全家族で育った環境の特徴

アダルトチルドレンの機能不全家族には、
暗黙のルールがあります。

・事の問題について話をしてはいけない

・感情を表に表してはいけない

・よい子を演じなければならない

・自分の意志を表現してはならない

・ありのままの自分は価値がない

継続された時間の中でこういった観念に
支配されるようになっていきます。

そして家族の間で学ぶ人間関係は非常に
偏ったものになってしまいます。

そのため、なにが普通なのか、
大人になってもよくわからないことがあります。

また、ありのままの自分を許すことが
できなくなります。

さらに人から必要とされたり、評価されていないと
不安になり、自分の存在価値を見いだせなくなって
しまいます。

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アダルトチルドレンにみられる性格

アダルトチルドレンの苦しさの核にあるのは、
共存性=「自己の喪失」です。
程度の違いはあっても次のような傾向は
アダルトチルドレンに共通する性格です。

自分の感情やニーズ・欲求がよくわからない

周囲の欲求や期待を敏感に察知して行動してきたために
自分がどう感じているか、何が必要か、どうしたいのかが
はっきりわからない。

自分を主張できない

感じていること、望んでいることがあっても
相手の反応をおそれて表現できなかったり、
表現すべきでないと考えてしまう。

相手と自分の境界線が混乱している

受け入れたくない要求にもNOと言えなかったり、
相手の責任まで背負い込んだり、相手を自分の
思うようにコントロールしたりする

ありのままの自分でよいと思えない

相手に必要とされることではじめて
自分の存在意義を感じたり、
強い自責感や完全主義で自己を追い立てたりする。

自分が大切な存在であると思えない

「自分はここにいてよいのだろうか」
という漠然とした不安や自己否定感、むなしさがある。
自分のために何かをする事に罪悪感がある。

周囲が期待しているように振る舞う

アダルトチルドレンは「見捨てられる不安」に
脅かされているので常に他人の評価を気にする。
周囲の期待を予測し、それに沿おうとする生き方をする。

何もしない完璧主義者である

アダルトチルドレンは、非常に自己評価が低く、
自尊心が損なわれている。
そのことが完璧主義をもたらし、かえって
なにもできないという状況を招く。
何か行動を起こせば、自分の中で
厳しい自己批判が起きたり、
あるいは他人から批判されることをおそれている。 

尊大で誇大的な考えや妄想をもっている

アダルトチルドレンは、幼児的で自己愛的な誇大傾向をもつ。
自己の評価が低く、他人に自己の真価を
知られることをおそれているため、
孤高を気取って高慢に振る舞い、
自分に従う人のみを集める。 

NOがいえない

アダルトチルドレンは見捨てられるのが恐くて他人からの
誘いや要請に対して「NO」といえない。
他人の言いなりになっている関係が重荷になり、
引きこもることになったりする。

しがみつきと愛情を混同する

アダルトチルドレンは孤独恐怖のために自分より弱い人、
自分の世話を待っている人に出会うと
その人を支配し、離れられないようにする。
これが「共存的な」しがみつきで
支配欲と愛情を混同してしまいがちになる。

被害妄想に陥りやすい

他人によい評価をされているとは
思えないアダルトチルドレンは、
他人の言葉やふるまいの背後にある悪意を
読みとろうとする「マインド・リーディング」
を絶えずしている。 

表情に乏しい

アダルトチルドレンは不安、悲しみ、寂しさ、
怒り、喜びなどの感情を認知することが苦手。
それを表現することに恐怖さえ感じる。
そういった感情を認知したり表現したり
ということが許されない環境に育っている。 

楽しめない、遊べない

アダルトチルドレンは生活の中に楽しみを
見いだすことが苦手。
楽しむことに罪悪感さえ抱いている。
他人が自分をどう思っているかが気になり、
心から楽しむことができない。 

フリをする

アダルトチルドレンは楽しくないのに
楽しく振る舞ったり、怒っているのに
気にしていないフリをする。
自分自身にうそをつき、自然な感情を
押し殺して生きている。 

環境の変化を嫌う

長い間親からの侵入に晒されながら、
やっとの思いで「偽りの自分」を
作ってきたアダルトチルドレンは、
保守的で、それまでの生活習慣に固執。
他人からの強制による変化に反発。 

他人に承認されることを渇望し、寂しがる

自己評価の低いアダルトチルドレンは、
「あるがままの自己の受け入れ」を
得ることは望めないと早々にあきらめている。
それゆえに非常にその受け入れを強く望んでいる。

アダルトチルドレンは常に寂しさを抱え、
人生を苦しいもの、生きる価値のないものと感じている。
その失望は「愛を求める他者」に対する
怒りや恨みを募らせ、これが爆発すると
暴力に発展。(子供に対する虐待など) 

自己処罰に嗜癖している

親の期待を背負ったアダルトチルドレンは、その期待から
はずれたことを自覚すると自己処罰の感情にとらわれる。
具体的には、抑鬱や無気力、窃盗壁(捕まることが処罰)、
リストカット、拒食症や過食症、自己破壊的なアルコール、
ドラッグ、自殺願望などにみられる。 

抑鬱的で無力感を訴える一方で心身症や嗜癖行動に走りやすい

アダルトチルドレンは常に他人に承認されない
怒りと寂しさを抱え、その怒りを喘息や潰瘍性大腸炎など
の「心身症」に転換したり、その寂しさの苦痛を「退屈感」へ
と感覚麻痺させる。

「退屈感」から「嗜癖」への道に走りやすく、
その対象は物質(アルコール、ドラッグ、食物など)、
行為(仕事、ギャンブル、窃盗、買い物、食事など)、
人間(恋愛依存、共存性、子どもへの侵入)など。

離人感が伴いやすい

離人感とは、「自分が自分でないような感じ」
「自分がなぜここにいるのかわからなくなった感じ」
「自分と外界とが薄い膜に隔てられているような感じ」
「自分の行為が自分が発しているように感じられず、
それを漠然とみている自分がいるような感じ」など。

アダルトチルドレンは、今まで自分の生活の中で
思い出せない部分、人格から隔離した部分を
抱えている(解離性障害)

【参考】毒親育ちの機能不全家族で育つ主な5つのタイプ

まとめ

こうした「アダルトチルドレンにみられる性格」
から回復するのは、自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。

いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。

また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。

ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。

そんなときはこちらをおすすめします。
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