本記事では本記事では毒親育ちから回復するために
必要な事柄【アダルトチルドレン】について
毒親育ち50年以上の私がお伝えします。
私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが
毒親育ちにかなり苦しめられました。
今回の機能不全家族を心に留めて
一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに
アダルトチルドレンから回復することが可能になります。
最後まで読んでみてくださいね。
人づきあいが苦手です
母の顔色をうかがって育ったせいか、人づきあい
が苦手です。
以前、カウンセリング教室で一緒だったACのTさ
んも同じことを言っていました。
特に幼稚園時代はきつかったと。
親同士の付き合い方とか、どうやったらストレスを
とりのぞけるかとか、全然わかっていなかったので
よけいつらかったと。
幼稚園時代で上手く人間関係が築けなかったことも
かなり尾を引いているとも言っていました。
同じことを言う人がいたので少し心が楽になりまし
た。無理しなくてもいいんだって思えました。
だけど未だに人付き合いに対してすごく神経質で臆
病な自分がいます。
生きづらいのはなぜ?
アダルトチルドレンの特徴のひとつに「ACは何が
正常であるかをつねに推測するが“これでいいのだ”
という確信が持てない。」というのがあります。
アダルトチルドレンの知っている“家庭生活”とは
「少しヘンじゃないか?」というものから「生き
地獄」のようなものまでさまざまあります。
私の家は、「生き地獄」そのものでした。
普通の家族にみられないような緊張状態がいつも
存在し、横たわっていました。
「普通」を経験したことがない私にとっては「何が
“普通”なのか」がいまでもよくわからないのです。
また、機能不全家庭でのつらすぎる現実の日々をや
り過ごすために私は「実現することのない空想の世
界に生きる」ということをしていました。
物語で言えば「小公女」「赤毛のアン」が好きでし
た。辛い境遇の少女に自分を当てはめていたのだと
思います。
そして空想の世界にはいることでつらい子供時代を
やり過ごし、防衛法をとっていました。
けれどもこのようにまったく「今・ここ」でない空
想に焦点を当てて日々を生きていることが「何が
“普通”なのか」ということに対する混乱をいっそう
ひどくしました。
つまり日常生活においても「もし…だったならば」
と考えるわけです。
「もし父が優柔不断でなければ母が優しくなるのに」
「もし家にお金さえあれば母の機嫌がよくなるのに」
「もし私が完璧ないい子になりさえすれば母がほめ
てくれるのに」(実際にはどれも無理なことです)
など決して現実化することのない「もし…」をベー
スに空想に生きつづけることによってつらい現実か
らの逃避し、空想によって「現在の自分」のあらゆ
る不満に対する「説明」を穴埋めします。
そして現実から離れ、自分を無理やり納得させるわ
けです。
でも学校や社会で現実の世界とずれや隔たりができ、
頭の中でいろいろなことを推測して防御しようとす
るため、ワンテンポ人より遅れてしまうのです。
そのため、頭の中では、ものすごい勢いで頭は回っ
ているのにのろまだの、とろいだの、言われていま
した。
そして人間関係のなかで爪弾きにされるのです。
心の傷を癒すためには
ではこうした心の傷を癒すためにはどうしたらいい
のでしょうか?
自分の心の傷に出会い、自分という存在を肯定し、
受け入れ慈しんでいくことです。
トラウマを受けて育ったアダルトチルドレンの癒し
には大きなポイントがいくつかあります。
1.まずトラウマがあったことを事実として認めること
2.安全な場所を確保すること
3.いままで心の奥底に押し込んでいた秘密や思い出を言葉や
アート、身体、文章などで表現すること
4.子どもであった自分のせいではなかったことを自覚すること
5.肯定的な意味付けを害があった経験に与えていくこと
6.怒り、悲しみ、その他の感情に直面し、嘆きの作業をすること
7.いままでできなかったこと、やりたかったこと、
いいたかったことを何らかの方法で表現し、人生のやり直しをすること
8.インナーチャイルドをいたわり、育てる作業をすること
9.機能不全家族で学んだ不全な思考、行動、人間関係、
コミュニケーションの仕方に注目して調べ、どんな影響があったかを分析すること
10.自分を受け入れ、許し、トラウマの経験を許し、
トラウマを与えた相手をできるだけ許すこと
11.自尊心、自己評価をあげるため、アファメーションをしたり、
少しずつ成功できる行動を生活の中に組み入れていくこと
12.新しい健全な思考、行動、人間関係、コミュニケーションの仕方を初歩から学ぶこと
13.自分でできる癒しの活動、たとえば自助グループへ参加したり、
積極的に本やテープ、CD、ビデオなどを活用すること
心の傷を癒すということは自分の心の傷に出会い、
自分という存在を肯定し、受け入れ、慈しんでい
くことです。
そして過去の害から心を解き放ち、よりよい人間
になりよりよい人間関係がもてるようになること
です。
ひとりでできることもあれば、サイコセラピスト
やカウンセラーの助けがいることもあり、自分達
で助け合っていく自助グループの参加が役に立つ
場合もあります。
でも人それぞれ傷の深さも違いますし、はじめか
ら自助グループに入ってしまって悩みが深くなる
ケースもあるようですので不安な方は専門家に助
けをかりるほうがいいかもしれません。
いずれにせよ回復には時間がかかります。
あせらず休まずあきらめずにゆっくり前進してい
きましょう。
まとめ
こうしたアダルトチルドレンから回復するのは
自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。
いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。
また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。
ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。
そんなときはこちらをおすすめします。
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