よい親子関係とは?~子どもから愛をもらえる幸せ~

子育て

よい親子関係とは、どのようなものでしょうか。 子どもには必ず良い点があります。ぜひ見つけて、心からほめてあげてください。子どもは、親にほめてもらえることを本当に喜びます。

常に子どもの良いところを認め、ほめてあげることで信頼関係ができあがっていれば、子どもが本当に悪いことをしたときも、言葉で注意するだけで、自分でその過ちを理解できるようになります。 たっぷり愛情を与えていれば、子どもはいつか自然に巣立っていくのです。

逆に、「一定量の愛情を受け取る」という経験がいつまで経ってもできないと、子どもの成長も不自然になり、いつまでも親の手がかかるようになってしまうそうです。

「怒る」と「叱る」の違い

「怒る」と「叱る」も、子育てをする上ではとても難しい試練です。

  • 「怒る」とは、自分の感情が処理できずに出てしまう、感情的な行動。
  • 「叱る」とは、自分の感情をしっかりと制御し、相手のことを思っての行動。

怒りそうになったら、まずは何も言わずに深呼吸をして我慢すること。そして、自分の気持ちが落ち着いて冷静になったときに叱るのが大切です。

子どものちょっとしたことに口うるさく怒っていると、もし子どもが「本当に悪いこと」をしたときに、今まで以上に激しく怒らなければならなくなります。そして、そのために体罰が必要になってしまうかもしれません。だからこそ、自分の感情をコントロールすることは本当に大切です。 アダルトチルドレン(AC)である私にとっても、ここはとても険しい山だと感じています。

親子の波長

この間、妹が姪っ子のRちゃんを連れて遊びにやってきました。 そのときの色々な話の中で、妹がこんなことを教えてくれました。

「Rがね、夫の実家のおばあちゃんに『向こうのじいちゃんは好きだけど、ばあちゃんは嫌い』って言っているんだよ」

なんでも、おじいちゃんはたくさん遊んでくれるけれど、おばあちゃんは遊んでくれないからだそうです。さらに、妹が実家に行っても、母だけだと「早く帰れ、早く帰れ」と玄関先で追い返されてしまうので、そうした空気感も子どもなりに敏感に感じ取っているのではないか、とのことでした。

「でも、それって大丈夫なの?」と私が聞くと、妹はこう言いました。 「あたしはそんなこと言っていないし、夫婦でもそんな会話はしないの。でもRはよく分かっているみたいで、向こうの家(夫の実家)では絶対そんなことは言わないのよ。それに、じいちゃんが出してくれたお菓子は食べるのに、ばあちゃんが出すお菓子には全然手をつけないんだよねえ」

子どもは、親や大人の波長を本当に敏感にキャッチします。まだ事情の分からない3歳の子どもであっても、大人の関係や雰囲気をよく見ているものだなあと、思わず感心してしまいました。

子どもたちから愛をもらえる幸せ

いま、過去のブログ記事を読み返しつつ、新しい記事を書いています。 「そういえばこうだったなあ」と思い出すこともあれば、「こんなことあったんだっけ」とすっかり忘れていたこともあり、とても新鮮な気持ちです。

過去の記事は約10年前のもので、まさに子育ての真っ最中でした。 あれから10年が経ち、子どもたちはそれぞれ大学生と専門学校生になり、2人とも親元を離れました。この春、下の子も巣立っていったのですが、私はしばらく「空の巣症候群」に悩まされました。あんなに負担だった子育ての手から離れたというのに、なぜか悲しくて、寂しくて、不安で、2ヶ月ほど泣き暮らしたのです。

気持ちがどうしてもモヤモヤするので、1ヶ月ほど経った頃に健康組合の電話相談に連絡し、話を聞いてもらいました。自分の話を整理してもらう中で、私の本当の思いが見えてきました。

私は、「子どもが巣立って寂しくて泣いている」のではなく、「この子育てで本当によかったのだろうか」という後悔から、胸が苦しかったのだと気づいたのです。

アダルトチルドレンとして自分と戦いながら、子育てのサポートも精一杯やってきたつもりだけど、本当にこれでよかったのかという迷いから、心が苦しくなっていました。 カウンセラーの方は、私の生い立ちから子育ての話を一通り聞いてくださり、こう言ってくれました。

「十分頑張りましたよ。お子さんにとっていちばん良い道に導かれたのではないでしょうか」

その言葉を聞いたとき、私はまさに誰かにそれを言ってほしかったんだと気づき、スッと気持ちが落ち着きました。「この子育てでよかったのだろうか」という不安の原因がわかり、「大丈夫だよ」と言ってもらえたことで、心が軽くなったのです。

子どもたちは自分の望むそれぞれの道へ進み、とても良い子に育ってくれました。親元を離れるときも、すんなりと一人暮らしに馴染んでいきました。これは、親に十分甘えられたからこそできたことなのだと、今は自分に言い聞かせています。

アダルトチルドレンの子育てにさんざん苦しんだ私ですが、大人になった子どもたちは本当に優しいです。今は離れて暮らしていますが、帰省して私が具合の悪いときには背中をさすってくれたり、足も揉んでくれたりします。何も言わなくても食事を作ってくれることだってあります。

また、「旅行に行こうよ」と言うと、2人とも喜んでついてきてくれるくらい仲が良いのです。私とは自然に腕を組んだり、手をつないだりして、小さい頃のスキンシップの雰囲気がそのまま残っています。

このことは、過去のブログを読み返したときに改めて気づいたのですが、七田眞さんの「親からもらえなかった愛情を子どもに注ぎ、子どもから愛をもらいなさい」という言葉にそのままつながっているなと感じました。

私の子育ては決して十分ではなかったかもしれないし、至らない点もいっぱいあったけれど、子どもたちからこうして愛をもらえる今の私は本当に幸せだなと、胸がほんわかと温かい気持ちで満たされています。

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