毒親育ちが自分の居場所を見つけるには

毒親育ち

本記事では本記事では毒親育ちから回復するために

必要な事柄【自分の居場所を見つけるには】について

毒親育ち50年以上の私がお伝えします。

私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが

毒親育ちにかなり苦しめられました。

今回の自分の居場所を見つける方法を心に留めて

一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに

アダルトチルドレンから回復することが可能になります。

最後まで読んでみてくださいね。

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アダルトチルドレンの慢性的な虚しさ

アダルトチルドレンは、子どもの頃に「家庭内ト
ラウマ」によって傷ついて大人になっています。

よく誤解されますが決して「大人になっても心が
子どものままで大人になりきってない」という意
味ではありません。

家庭内トラウマとは、本来、子どもに愛情を注ぎ
子どもを守る立場にある両親がその役割をきちん
と果たさないと子どもは心に傷を負います。

病気ではありませんがトラウマである以上、人か
ら客観的に判断されるものではないのです。

自分が「もしかしてアダルトチルドレンなのかの
しれない」と自覚した時点でその人はアダルトチ
ルドレンです。

こうした大人になって慢性的な生きづらさを抱え
る苦しみの一番の原因は

自分のことを信じていない(自己信頼感欠如)

自分を信じていないので他人も信じられない(対人不信)

自分がどう思われているかを気にし過ぎて人の視線を恐れる(対人不安)

そこから来る慢性的な不安感です。すべては、自
分を信頼していないこと、自分を愛していないこ
とからきています。

つまり、自分の心の中に自分の居場所を持ってい
ないということです。

自分を信頼していないので、当然自分の中に自分
を置くことは出来ません。

したがって存在の空虚さ、慢性的な虚しさを感じ
てしまいます。

自分であって自分でない、そんな感じです。

毒親の敷いたレールを歩くと【私の体験談】

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アダルトチルドレンは拠り所、居場所を求める

ここに、3つの方法があります⇒依存の発生

1.人に自分の存在を委ねる。

2.何かに熱中する

3.感覚を麻痺させる

1.人に自分の存在を委ねる(他者の中に自分の居場所を求める)

自分を他者に委ねることは、自分の人生を他者に
委ねてしまいます。委ねる方法には依存と支配が
あります。

a.依存

自己存在の虚しさを他者にしがみつくことによっ
て何とかしようと思います。 恋愛依存症はその代
表でしょう。

とにかく愛してもらいたい気持ちで一杯です。

ですから、依存している相手より見捨てられるこ
との恐れは大変です。

なぜなら、捨てられることは、また空虚な虚しさ
の世界、一人ぼっちの孤独の世界に放りだされる
からです。

b.支配

依存が下からしがみつくというイメージなのに対
して、これは上からしがみつくといったイメージ
です。

他者の自主性を奪い、無力化することによって自
分から離れていくことを阻止します。

相手に依存させることにより自分の価値を上げ、
自己存在の意義を得ようとするのです。

2.何かに熱中する

何らかの行為に熱中することに自己存在や自分の
居場所を求めます。

この代表が仕事中毒です。

アダルトチルドレンは完璧主義の傾向があります。

常に自分に不信感を持っており、自己価値が低い
のでどこまでも完璧にしないと安心感が得られな
いのです。

したがってこれでもか、というぐらいに仕事をし
ます。

または、仕事の中に自分を見出しているので(人
との関係性の中では自分を見出せない)仕事の世
界から虚しさを感じる現実世界に出たくはありま
せん。

これに通じるものとして、研究、習い事、趣味、
読書、ゲーム等、様々な行為の中に自分の居場所
を求め、現実世界との遊離感、自分との遊離感の
埋め合わせをしています。

これらは適度なものであれば問題はないのですが
過剰に熱中していると、やはり、円滑な人間関係
は築けなく、生きづらさを感じます。

3.感覚を麻痺させる

虚しさ、淋しさ、慢性的な見捨てられ感、不安の
感覚を麻痺させようとします。

その代表が酒です。アルコールへの依存です。ま
た、薬物依存もあります。それから、過食により
虚しさを満たす方法もあるでしょう。

度が過ぎると回復まで、大変な労力を要します。

愛されたい、愛せない―アダルト・チルドレン

以上3つの代表的な依存方法によって自分の居場
所を作る、虚しさを埋める方法を見てきました。

根本的問題は自分が自分と繋がっていないこと。

それゆえに、自分以外の何かと繋がろうとするの
です。ただ、これらの方法は誰かに依存している
状態です。

ここから抜け出すのはとても大変なことです。

 自助グループを活用

ではこの依存状態からステップを少し上げて生き
づらさから回復するにはどうしたらいいでしょう
か?

それにはまず、「安全な場所」を確保することが
大事です。そのひとつとしてアラノンという自助
グループがあります。

アラノンミーティング会場

あなたのお住まいの近くにありましたら勇気を出
して一度行かれてみて下さい。

もし、自分にあわなかったり、雰囲気がいやだと
感じたらいつでもやめていいのです。

気分が悪くなったら途中退席しても大丈夫です。

ここに行く目的は、あなたと同じ立場の人の話を
聴くこと。

自分と同じ体験をしているひともいて共感できる
と思います。

ただ、できればアラノンのアダルトチルドレンの
部に参加されてください。

アラノンは、アルコール依存の会なので反対の立
場の人もいて(加害者)混乱するからです。

自助グループは、分かち合いなのであなたの話の
番が回ってくるかもしれませんが話したくなけれ
ばパスすればいいのです。

それが許される場です。

まとめ

こうしたアダルトチルドレンから回復するのは
自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。

いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。

また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。

ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。

そんなときはこちらをおすすめします。
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