毒親の共依存による支配【私の体験談】

毒親育ち

本記事では本記事では毒親育ちから回復するために

必要な事柄【共依存】について

毒親育ち50年以上の私がお伝えします。

私は、25年前に試行錯誤して結婚して子育てしましたが

毒親育ちにかなり苦しめられました。

今回の共依存心に留めて

一歩踏み出せばあなたはよけいな回り道をせずに

アダルトチルドレンから回復することが可能になります。

最後まで読んでみてくださいね。

スポンサーリンク

共依存はアディクションの鍵

人間関係嗜癖に分類される「共依存」はアディク
ションの鍵となる概念です。

[共依存の定義]
「愛されることを必要とする者」と「必要とされることを必要とする者」の間で起こる依存関
係のこと

「夫婦」という幻想-なぜ、結局いがみあってしまうのか (祥伝社新書172)

共依存とは、依存症者がいる家庭で起こりやすい

複数の人間の依存関係を指します。

これは、依存症者本人だけでなく、その周りの人
間までも依存・被依存関係に陥っている状態です。

アディクションの例

●酒を飲むたびに暴力をふるう夫から逃げること
なく、酒を絶たせようと酒瓶を隠したり、外出を
厳しくチェックしたりして飲酒を管理する妻。暴
れた本人に代わって割れたガラスや食器も片付け
る。

●息子が作った3度目のギャンブルによる数百万
の借金の肩代わりをする母。今度こそギャンブル
をやめさせるためにと息子の金銭や行動の管理を
より一層強めている。

この例は、依存している当事者だけの問題に見え
るかもしれませんがお酒を管理し、後片付けも行
い、暴力から我が身を守ることを疎かにして頑張
る妻がいる限り、夫がアルコール依存という現実
を直視することは困難です。

同様に、ギャンブルでいくら借金を負ったとして
もその都度母親が支払いを肩代わりしてくれるの
であれば、息子は自分がギャンブル依存であると
いう現実を直視することのないままギャンブルを
続けることができます。

これらは一見、家族は依存症の被害を受けている
だけのように映りますが実は家族の方も当事者を
自分の意のままに動かそうとしていることを示し
ています。

その結果、当事者は依存症者としての自分を直視
する機会を失い、自立への道が遠ざかります。

周囲が世話を焼けば焼くほど依存を深めた当事者は
アルコールもギャンブルも止めることなく、再度家
族をコントロールしようと依存行動をとります。

この依存・被依存関係を共依存といいます。

スポンサーリンク

共依存による支配

アダルトチルドレンには共依存の傾向があります。
それは、自己存在の価値を他者を通して満たそうと
するのです。
 
または、自己の虚しさを他者を通して埋めようとす
るのです。
 
そして、この傾向が激しければ激しいほどしがみつ
きの傾向となります。何が何でもしがみついて放さ
ない。
 
その背景には見捨てられることへの不安が大きく口
を開けています。1人の孤独の淋しさに耐えられな
いと感じているのです。
 
そして、この共依存、しがみつきの方法は2種類あ
ります。支配するか支配されるか。または、面倒を
みるか面倒をみてもらうかです。すなわち、能動か
受身の違いです。
 
たとえば、10年ほど前の両親、私と妹の関係です。
何がおかしくなったかというと弟の保証人を私と妹
で断ったので両親が「私と妹が今までのように自分
たちの言うことをきかなくなった」というのです。
 
そして両親は今まで私と妹に尽くしてきたことを延
々に述べます。「車での送り迎え」「学費を出した」
「育ててやった」等、散々子どものためにしてきた
のにと言うのです。
 
以前からこの傾向はありましたがそれにも増して激
しく私と妹を責め立てこれだけ尽くした自分たちの
言うことをきかないのは裏切りだと怒り出したので
す。
 
両親の主張を整理すると「私と妹にはいろいろと尽
くしている。だから当然私と妹は、自分達の支配下
にいないといけない。そして、自分の必要を満たさ
なければならない」ということになります。
 
これは、共依存による支配です。
 
そして怒り出して2年にもなるのに事態はまったく
変わっていません。そして自分の自尊心を踏みにじ
られたから私たちに「謝れ」と要求します。
 
以前から両親は支配する側のタイプであり、執拗に
しがみつこうとする言動より、そのしがみつきの激
しさは共依存傾向でした。
 
しかし、月日が流れ、私と妹は自立に向けて成長し
たのです。
 
共依存とはお互いがもたれかかっていることにより
バランスが保たれる関係です。しかし、どちらかが
もたれかかることに居心地の悪さを感じ、自立を目
指した時にこの関係は終焉を迎えます。
 
自立を目指し関係を解消しようとする側は去って行
くのですが去られる側が気持ちの整理が出来ておら
ず、相手を失い自分を喪失することを恐れるのであ
の手この手をつくして自分の手元に置こうとするの
です。
 
これには、泣く、わめく、黙る、説得、責める、脅
す、罪悪感をうえつける、暴力等様々な手段があり
ます。
 
そして、それでも相手が自分から離れていこうとす
ると怒り、恨み、破壊したい気持ち等が生じるので
す。すべては身勝手な行動です。
 
それは、そもそもが自分の空虚を埋めるため、自分
の必要を満たすために相手を必要としているからで
す。
 
そもそも両親のようにどれだけ尽くしたと主張され
てもそれは自分の側に置いておくため、支配するた
め、見放されないための手段、コントロ-ルなので
す。
 
そして、私と妹が自分自身の本当の気持ちに気づき、
偽りの自己・生き辛さから脱却しようと離れていく
と自分を満たしてくれる者がなくなり、不安を感じ、
何が何でも自分の手元に留めておこうとさらに様々
なコントロ-ルをします。
 
ただ、その根源はすべて自分の必要を満たすためです。
 
しかし、成長とは真に自分が自分の道に進むことを指
しています。すなわち、精神的自立です。
 
自分がしがみついている相手に自立されるとしがみつ
くもの、自分の拠り所を失うので、相手が自立するこ
とを許さないのです。
 
 

まとめ

 

こうしたアダルトチルドレンから回復するのは
自分自身が強い意志を持って
自分の問題に取り組む必要があります。

いずれにせよ、まずは自分が生きづらい原因を
見つけることが大切です。

また、自分だけで解決が難しいなら
心理カウンセラーに相談することをおすすめします。
回復への手助けもしてくれます。

ただし、デメリットとして料金が継続的に
かかります。

そんなときはこちらをおすすめします。
過去の鎖をはずし、自由になるために。
過去から逃げずに幸せになる方法

アダルトチルドレン改善マニュアル完全版

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました