自分の未来を創造するために

生活

今日はカラーとカットをしてもらいに久々に美容院へ以前は、同じ高校の後輩の店(偶然!)に行っていたけど彼がお店を移転したのを機にいろいろな美容室に行ってみることに。。。

その彼はその時、たまたま入った美容室のときからずっと指名でお願いしてきた。
とても勉強家で雇われ店長をしつつ、休みの日にはさらに自費で美容学校にいって勉強をしてコンクールなどにも挑戦しているひと。

もともと彼は母子家庭で母の背中をみてった関係で独立心が強く、自分の店を持つときも母には
保証人になってもらわなかったという頑張り屋。

その後、店を大きくして人も増やしたけど自分のスタイルにもっとこだわりたいということで
店を小さくして場所を移転したよう。

彼とのつき合いはかれこれ10年以上。
その間、浮気はせずに彼一筋。
それは頑張っている彼を応援したかったから。
向上心がとっても強く、刺激になったから。
いまでもその気持ちに変わりはない。

ただここへ来て私は自分のスタイルというものについて考えたかった。
彼が施してくれるヘアスタイルは長年やってもらっているため、安心感がある。
私の好みもわかっていてくれるし、失敗もないっていうのもわかってる。
でも彼以外の人にお願いしたらもっと自分というものがわかるんじゃないか。
私の魅力ってなんだろう。
私ってどんな人なんだろう。
美容院は自分を変化させる格好の場なので一人の人の見方じゃなく、相談しながらいろいろな自分を引き出してみたい。

子供時代、
「おまえなんかおしゃれする資格はない」
「おまえなんかに似合う服はない」
「おまえなんか価値がない」
と擦り込まれてきたACの私にとって自分のスタイルというものが確立されないまま、いままできてしまった。

だからいま、自分にとって大切なものはなに?
本当は何が好きなの?
どんなスタイルが私に似合っているの?
どんな服が好き?
と自分に問いかけている。

私の子供は物を選ぶとき、即決で決める。
迷いがない。
自分の好みがはっきりしている。
うらやましいまでに。

それに比べて私の子供時代は
「これはお金がないからだめ」
「これはお母さんが好きじゃないからだめ」
「これは趣味が悪いからだめ」
とにかくだめだめづくしで自分の人生を選ぶときでさえ、母が口出しする始末。

だから
「自分は本当はこうしたくないのだけれどこうしないとお母さんに怒られるから」とか、
「自分はこっちを選びたいのだけどお金がないからあきらめよう」
ということが多すぎた。
そして自分のスタイルをつくることよりも母の機嫌を伺うことに重点が置かれていたのだといまにして思う。

友達が「ブランドのどこそこの服や鞄がいいの」とか、
「私はこのメーカーの服が好き」とか、
「化粧品はこれがいい」と
言っていてもそれは私にとって別世界。

母は「服なんて外に行くときだけ。家ではぼろでいいんだ。」
「化粧なんてしなくてもそのままでいい」と言われていた。

仮に服を買ってこようものなら
「私は買えないのに。あんただけいい思いをして」と
嫉妬や恨みつらみをいわれたので怖くて買い物も出来なかった。
そして極めつけは「そんなお金があるなら家にお金を出しなさい」

こんな感じだったので自分のスタイルをつくることはおろか、娘時代の楽しみさえ、奪われた。
そんな母の仕打ちに対して私は父に訴えた。
「私は自分の働いたお金で服を買っているし、嫁に行けっていうけどおしゃれもしなければ
男の人とデートもできないよ」と。

父は普段は「黙っておけ」という人。
ただ、このときばかりは私が泣いて訴えたので「そうだな」と一言。
それほど母の仕打ちは私に抑圧を与えた。

結婚してから夫は「好きなようにしていいよ」と言うことが多かったけど私は自分に自信がなく、どこかに行くのも、何かを食べるのも、何を着て買っていいのかさえ、判断に迷う始末だった。

母の抑圧がとれて自由になったはいいけど自分自身、何が好きなのかよくわからなかった。
結婚して12年、最近少しづつ自分の好みというものがわかってきた。

いま得たいものは自分のスタイル。
大きく言えば目標を見つけると言うことかも。
自分の生き方はどうするかというライフプランを見つけたい。
やっと私は母から心の呪縛がとけはじめた。

コメント

  1. Kaylee より:

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