健康住宅

もみじ生活

1.子どもがのびのびと過ごせる健康に配慮した家であるためには工務店選びが重要です。

不動産屋の紹介した工務店の考え方はこの健康に関して私達の納得いかないものでした。ですから断ったのですが意地悪されて困りました。

そして縁あってある工務店に依頼することにします。そこは小さな工務店なのですが小回りがきく利点をいかして健康住宅にこだわっていました。

たとえば断熱材にグラスウールは使わない、地元の木を使う、健康に害のある建材は使わない、地元の職人さんを使う、既製品の設備以外はすべて手作りするというものでオリジナルの家ができるのが魅力でした。

でも設計士を探すというのが条件でこの設計士選びにも苦労しました。私達は工務店にまかせればあとはいいのかと思っていたのですが結果的に建築条件付きで設計士さんを見つけることになってしまったのです。

通常設計士は工務店の見積もりと自分の条件に見合った工務店を最終的に選びます。それでなければ工務店はほぼ決まっていてそこに依頼するのが普通です。

だからこの私達の条件で設計士を探すのは難しいことだったのです。でも決めた工務店の紹介の設計士は気が進みませんでしたのでしかたありません。 設計料の兼ね合いとこの条件にあう設計士選びが始まりました。

この間都内に出て設計士を探すのと同時進行で銀行の手続きもこなさなくてはいけません。夫は銀行の人に進められるまま全額銀行で3年の固定にしようとしていました。私は不安だったので資金関係の本を首っ引きで勉強していました。誰に相談しても身近な人は「わからない」というので自分で調べるしかなかったのです。

この間最初は私の両親に子どもを預かってもらっていたのですが子ども達が手におえないということで途中から都内や銀行に一緒に連れ歩くことになり、これも苦しいものがありました。

そんな中、設計士さんが決まります。ある方に3人ご紹介いただいて3人にあたったのですが1人は工務店指定でした。2人は構造計算の仲間がいてうちの工務店の地元の木は使えないというのでもめました。結果的にその設計士さんは遠まわしな言い方で断わられたので3人目にあたることにしました。

それまでさんざんな目にあったきたのでこの方にお話して理解を示していただけたときには少しほっとしました。最初地元の木を使うことに懸念を示していましたが構造計算もご自分でできるということでこの話をすべて承知で受けてくださいました。

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